既卒と第二新卒は似て非なるものなり@既卒就活

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世間の荒波にもまれる我々人間を焼くかのような厳しい陽光の日々でございますが

みなさまいかがお過ごしでしょうか(物々)

さて今回は、そんな渡る世間って鬼ばっかりなのよ的お話の一端である

既卒就活について少し触れてみたいと思います。

就活の暗部と呼ばれる既卒就活でございますが

かくいうこの私もその暗部の輪廻から抜け出した社会人の一人だったりします。


とはいえ、いきなりこのにぶっこんで行くのは

私のチキンハートがトラウマフラッシュバックで

耐えきれずオーバーヒートしてしまう事が安易に予想されますので、

今回はまず「既卒」ってなんぞや?

そして既卒就活に関して調べた時必ず一緒にでてくる「第二新卒」ってなんぞや?

についてお話をば。

ジョブもジョブってか試合前のネーミングコール的なお話になりますが

よろしければお付き合いください。


さて、ではまずざっくりと

「既卒」「第二新卒」の定義について記載いたします。


《第二新卒》
・卒業後就職し、就職から1~3年程度の若年層

《既卒》
・卒業後一度も就職していないもの
 
 

つまり《第二新卒》とは

短期間でも社会人経験のある人間、かつ若年層(おおよそ25~27歳以下)の方を指すわけです。

そして《既卒》とは

学校卒業後、一度も就職していないもの、正社員としての勤務経験がない人、を指します。

俗にいう、フリーターや、空白期間があるかた、となります。


ほら、試合開始前からこの大打撃でございます。

わたくしはもう目を背けたい。

ちなみにこの場合、アルバイトの経験は職歴にならない、ので重ねてご注意ください。


既卒で就活してるとこの二つが曖昧になっちゃうんですよね。

実は世間一般での認識も少し曖昧になっている部分がなきにしもあらずだったりもします。

企業によって、人によって、なんなら就活相談窓口とかの人によって

ちょっとずつ言う事違ったりするんですね、ややこしや、ややこしやー


既卒の就活って、まあおおむね転職サイトとか、ハローワーク

あとは数はありません(最近少し増えてきている?)が

既卒・第二新卒向けの就活サイトで活動することが多いかと思います。

とりわけ数の多い転職サイトなんかで求人を見ていると

「第二新卒歓迎!」みたいな求人を山ほど見かけるわけで

お、これは応募できるんちゃうか?と思うわけです。


しかーし!!ここで注意したいのが、企業様がもとめているのが

「ちょっとでも社会人経験がある若手」なのか「経験の有無は問わないが若い人材」なのか、というとこ

これに加えて「未経験OK!」とか「人物重視!」とか色々くっついてる場合もありますが

これに関して「うちのやり方で教えたいから何も知らなくてもいい」なのか

「職種は未経験でもいいけど社会人経験はあってビジネスマナーぐらい知っていることが前提なのか

その辺、もう微妙なんですが、まあ悲しいことに大半が青色の方、

社会人経験ありきの人間を求めていることが多いです。

まあ分かりやすい求人だと「第二新卒歓迎」「社会人経験一年以上」って書いてあったりします。

更に分かりやすいものだと「第二新卒歓迎!」「既卒歓迎!」とかって場合もありますね。


え、じゃあ「既卒」はこの「第二新卒」求人には応募しちゃいけないの?

と、問われますと強ちそうでもございません。

言ってることコロコロかえてんじゃねーぞ!との罵詈雑言は横に流しつつ

企業様が「第二新卒」に求めているもの、について考えるとわかりやすいかと思います。

要するに「第二新卒」って、

ポテンシャルとかやる気とか、あと若さ、成長への期待とかを求めているわけで

ざっくり広義であれば「既卒」の者にも当てはまってくる部分はあるかと思います。

で、この中で求人を出している企業様が一番重視しているところはなんなのか

という部分が重要になって参ります。

若さを求めている、やる気を求めているのであれば

たとえ第二新卒の募集でも採用のチャンスはあるでしょう

しかし、社会人経験が一番前提でその次に若さとかやる気が来るのであれば、

それは難しいかもしれません、というお話。

まあ、そんなこと十中八九求人には掲載されていないので、

とりあえず応募してみるしかないんですがね!ハハーハ!(笑い泣)


というわけで、本日は既卒就活のさわりもさわりのプロローグのお話でございました。

一応これでも既卒就活組の私でございます。

就活中はよく、「既卒・就活」とかネットで検索してました。

まあ出てくるのは対外世知辛い記事なんですがね渡る世間は鬼どころかサタンばかり。

また、何かご参考にしていただける話題があったら書こうかと思います、できる限りポジティブにね!

ちなみにこの記事もポジティブ2割増しです、これでもね…(当社比)


さて次回は

・既卒就活《転職サイトから応募したら職務経歴書の提出を求められた、どうすればいい?

・既卒就活《卒業後三年以外は新卒求人にも応募できるって聞いたけどその辺どうなの?》

・既卒就活《わかものハローワークってどんな感じ?》

この辺りについて簡単に触れたい所存でございますが、

ここを読んで下さる方はどのあたりが気になるのでしょう?

その他にも、こういうとこ聞きたいってのがあったら

ツイッター《@naniwaabeno》の方にお声かけください

答えられることは、僭越ながらこちらでお答えさせて頂きます。



(おまけ)

アルバイトは職歴にはならない!と申しましたが

職歴にはなりませんが経験にはなります。

自分の進みたい業種職種のアルバイトを経験しておくと

面接のときにそれをPRポイントにできちゃいます。

職歴にはなりませんが、経験しておいて損は全くございません。

あと、面接のときに「学校卒業してから今まで何してたの」

って質問はもうほぼ間違いなく出てくるんですが。

「なにもしてなかった」「アルバイトしていた」では割と雲泥の差です。

勿論これも時と場合に寄ります。

「公務員試験の勉強を」とか「資格試験の勉強を」とかね、ありますが

そうでないならバイトしといたほうがいいかとは思います、そこから正社員になれることもある。