薬剤師国家試験 2017 日程発表されました!受験に向けて準備しよう!

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朝夕少しは涼しくなりましたが、昼間はまだまだ残暑が厳しいです。それにこの時期に台風が、続々と日本のあちこちで被害がでております。情報を聞いて事前に取れる対策はとっておきましょう。

厚生労働省は8月26日に、第102回薬剤師国家試験を平成29年2月25日および同月26日に実施すると発表しました。

試験の日程が、決まったからと薬剤師国家試験を誰もが受験できるわけではありません。

この試験を受験するにはそう簡単なことではないです。

日程が決まればその日に向けて勉強内容の仕上げの調整を計画したり、試験を受けるために準備しておくことなどいろいろ忙しくなりそうです。

準備する物の一つに証明写真が必要です。

大きさ 縦 60 mm   X    横40mm

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薬剤師は、国家資格を取得している人だけが、就くことができる職業です。薬剤師の国家資格を取るためには、大学の薬学部か薬科大学で6年間の薬剤師養成課程を修了していることが条件となります。

薬学系の学科を設置している大学は全国に74校あります。「国立」「公立」「私立」とさまざまな大学があり、北は北海道、南は宮崎まで全国の都道府県に設置されています。

薬剤師を目指す人は、こうした薬学系の大学に入学し、6年課程で必要な学問を学習します。

大学では「有機化学」や「生物化学」「薬剤学」「疫病学」など授業から調剤薬局での学習まで、薬学に関する幅広い知識や技術を身につけます。

そうなんです、このカリキュラムを無事にこなし、6年制の課程を卒業した人か卒業見込みの人だけに薬剤師国家試験の受験資格が与えられます。

ちなみに、かつて薬学部は4年制でしたが、平成18年4月入学者からは6年制の課程を終えなければ国家試験を受験できなくなりました。よって学費の総額が通常の学部より高くなりますよねぇ。

薬剤師の就職先は、調剤薬局・ドラッグストア・病院・製薬会社などになります。待遇が良い製薬会社や公務員として働くことのできる宮内庁は就職先として人気が高いですが、競争率も高く難関です。

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薬剤師に求められる能力

・注意力 

患者さんなどの調剤を一歩間違えれば命に関わることもある仕事です。処方箋通りに常に正しく調剤することができる注意力が求められます

・集中力

薬局において次から次と異なる調剤をしていかなければなりません。集中力を持続し、頭を働かせる。

・薬学への興味

薬剤師になるまでの勉強は非常にハードです。また薬剤師になってからも継続して勉強することが必要です。薬学に対して興味がないと、薬剤師という仕事が嫌いなってしまいます。

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薬剤師の国家試験は、薬学に関する幅広い分野から出題されます。これまでがんばってきたのだから試験当日にベストのコンディションですべて出して悔いの残らない日にしてください!