インターンシップで注意したい身だしなみ

スーツ姿の女性

インターンシップとは、1906年にアメリカのシンシナティ大学で提唱されたのを起源とするシステムで、企業や会社などに大学生をはじめとする若者がおもむき、実際にその職業を体験し社会経験を積む事を言います。



アメリカ、ヨーロッパ各国を経て、現在では日本でも一般化しつつあり、本来の目的である社会経験の深化という側面はもちろんのこと、大学生にとっても企業の側にとっても、就職活動の入り口という側面も持ちつつあります。



インターンシップでは、企業の享受するメリットとして、若い大学生を迎え入れることで職場の空気を刷新し活性化する事ができる、また彼らの指導役をつとめる若い社員たちの指導力の向上がはかれる、といった点が挙げられます。
このインターンの期間は、あくまでも社会勉強であるという観点から、実際に現場で仕事をしていても給与が支払われない事が多かったのですが、近年では本来の給与の数割程度が支払われるようになって来ています。



学生の側にとって、インターン先での身だしなみは極めて重要で、それまでに学生として過ごして来た中での感覚とは全く違う意識を持つことが求められます。
一般的な企業であれば、男女ともにその社員に準じた服装、スーツやネクタイ、ジャケット、革靴などを着用すると良いでしょう。


ホテルの従業員をはじめとした現場での仕事であれば、それぞれの場所にユニフォームとなる服装が存在しますので、それを着用することになります。


どのような場合においても、清潔感は社会人としての第一のマナーであり、華美なものは避ける、髪型や爪、匂いなどにも気を配らなくてはなりません。


慣れない仕事を体験する中で、このようなことにも余裕を持って取り組めるようになると、社会人としての階段を一段上がったことになり、その後の人生に対する大きな経験となるのです。インターンでは、その場における仕事と同時に身だしなみにも気を配ることで、得るものはより大きくなります。