台湾旅行にはビザは必要?写真の規格は?

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アジアの中では中国、韓国に次いで三番目に旅行をされる方が多い台湾。

その台湾旅行に誰もがパスポートは必要なのはお分かりでしょうが、ではビザは?ちょっと心配になってしまいますよね。
今回のブログは台湾ビザについてです。

1、パスポートとビザ

基本的なことですが、

●パスポートとは?
 ->日本政府が発行する日本人であることを証明する身分証明書
   ※日本語では旅券と言います

●ビザとは?
 ->各国(旅行先)が発行している外国人に対する入国審査のための許可証
   ※日本語では査証と言います

2、出入国審査

出入国審査とは、日本を出国する際の審査と外国へ入国する際の審査のことです。海外旅行する際には必ず必要になる手続きです。
審査は、交通手段が飛行機や船、鉄道の場合で方法が異なりますし、国によって厳しさも違います。
この厳しさの違いに写真があります。

3、台湾ビザ

台湾へ入国する場合、滞在期間が90日間以内ならビザは不要です。
但し条件があります。
 ●パスポートの残り期限(残存有効期限)が3ヶ月以上あること
 ●ビザの残り期限が3ヶ月以上あること

残り期限が3ヶ月未満の場合、多くの方はパスポートを更新されます。もちろんビザを取得してはいけないワケではありませんが。

4、写真の規格

写真の規格は、
 1、縦4.5cm(45mm) x 横3.5cm(35mm)
 2、頭頂から顎までが3.4cm(34mm)±0.2cm(2mm)
 3、最近6ヶ月以内に撮影されたもの
 4、カラー写真で、背景は白(極薄い灰色はOK)
 5、両耳、額が完全に見えて、口は閉じる
になります。

ん?これって!

そうなんです。パスポート写真の規格になります。唯一違うのは背景が白限定って事だけです。

5、撮影時のご注意点

写真撮影が必要となった場合、下記の点、予めご了承下さい。

 1、白のお召し物姿では背景の白と肩のラインが同化してしまうのでNG
 2、アクセサリー類は付けない

アメリカビザ(DS-160)では眼鏡がNGとなってます。また、中国ビザ、インドビザの背景は真っ白に限られています。更に中国ビザでは眉出しが必須となっています。
年々出入国審査が厳しくなっており、これらの流れは各国に拡がりをみせるのではないかと考えます。
従いまして、パスポート、ビザの撮影では眼鏡を着用せず白いアウターを避けられた方が無難です。

6、電圧・周波数・コンセント

国内外の旅のお供にスマホだったりデジカメをお持ちになるかと存じます。
その機器を充電するにはコンセントや電圧は事前に調べておかないといけません。

台湾では電圧・周波数・コンセント(形状)はほぼ日本と一緒です。
 ●日本:100V・50/60Hz・Aタイプ
 ●台湾:110V・60Hz・Aタイプ
   ※まれにCタイプ、Oタイプがあります


電源コード(プラグ)や製品本体には使用できる電圧、周波数が書いてあります。
例えば、入力:AC100-240V 50/60Hz などです。
従いまして、ACは範囲内ならOKです。周波数は50Hz専用でない限りOKということになりますね。

6、最後に

日本のパスポートは非常に信頼性が高く、ビザ不要の国が多い(出入国審査が楽)ので、他国の方羨望の的となっています。
それだけに盗難・紛失には十分気を付けて、楽しい旅行をお楽しみ下さい。


以上です。

担当:いりえ