記念撮影で気を付けたい事アレコレ
こんにちは!スタジオ728池袋店です!
今日は七五三の撮影…だけじゃないけど、お子様の記念撮影全般、その中でも七五三にフォーカスしてつらつら~っと書いて行きたいと思います。
先にお伝えしておくと、このブログの中の人は某子供専門の写真館で〇〇型とか□□型とか言われる、いわゆるカジュアル系ハウススタジオで働いてたので、割と説得力あるかと思います。
私が働いていた写真館は割とカジュアルでしたが、勿論七五三もやっておりました。
1歳記念で撮影した子の7歳の七五三を撮るときなんかは感慨深すぎて…。下手すると親御さん以上に「こんなに立派に成長して…」なんてなってました(笑)
さて、ここからは独断と偏見で記念写真や家族写真について書いて行きます。
①七五三の着物は誰が選ぶのか決めとくのが吉!
はい、いきなり始まります。親御さんとお子さんの服の趣味が合うなら問題ないんです。
でもね、親御さんのセンスとお子様のセンスって絶対違うんです。
七五三の場合、あくまでもお子様が主役…。7歳の七五三ともなれば、着付けとヘアメイクで早くても40分くらいかかります。しかも着物って結構暑いし苦しいんです。
そんな時に、お子様が着たい着物がピンクのフリルの付いた可愛い物。親御さんの着せたい着物が昔ながらのデザインの着物。
さぁ、どちらの着物を着せますか…?
これ、よくあるパターンなんです。どの着物を決めるか選ぶ際に、親御さんとお子様の意見がぶつかってしまう…。
どっちの意見が通っても、片方は納得しないんです。
お子様の着たい着物を着た場合、撮影はたぶんスムーズに行きます。でも、親御さんとしては納得できない。
親御さんの着せたい着物を着せた場合、お子様のテンションだだ下がり…。みたいな。
ちなみに、個人的な正解としては、お子様が着たいものを着る。が一番です。それが本人のテンションも上がるし、頑張ってくれる可能性が高いので。
その次に、着物を選ぶタイミングでお子様には着物を見せずに、先回りして決めておく。のパターン。
一番アウトなのが、本人がこの着物着たい!って言ってるのに「アンタには似合わないから!」と違う着物を勧めるパターン。
それ言われて子供頑張れますか…?
②歯抜けは気にしない!
大体6歳くらいから歯が抜け始めますよね。そうなると、7歳の七五三なんてちょうど前歯が無かったりするんです。
で、そう言う時に多いのが「歯抜けてるんだから笑わないの!」って言われちゃうパターン。
歯が抜けててもカメラマンは良い表情狙ってます。めっちゃ狙ってます…!
一番キツいのは、歯抜けを気にして変に口に力が入っちゃったり、歯が抜けてるのは恥ずかしいんだ。って刷り込まれちゃうパターン。
逆に歯抜けなんて本当にその時期しか撮れないから、ちゃーんと残した方が良いです。
一度撮影中に歯が抜けて、その歯と一緒に撮影した思い出もあります。
撮影中に歯が抜けるなんて、良い思い出…!!!
③家族写真は大人が頑張る物!
これ、たぶん子供写真館で家族写真を撮った事が有る人は皆「あ~…」ってなると思います。
お子様の目線って、意外と取れるんですよ。よっぽど乳幼児じゃない限りカメラ目線の写真はそこまで難しくないです。
ただ、家族写真になると話は別…。
家族写真が成立する代表的な要件は
1:全員がカメラ目線
2:子供は遊んでて、それを親が見てる
3:全員バラバラの事してる
の3つです。
3番から説明しましょう。3は逆に全員バラバラでそれが面白い。って家族写真ですね。ちょっとスナップ的な、ドタバタ感が良いというか。
2番はお子様が遊んでる姿をほほえましく見る両親。みたいな感じです。
1番は分かりますよね。ベタな家族写真です。
この1番の時!お子様カメラ目線、パパカメラ目線、ママだけお子様の事気にしてカメラ見てない。とか良くあります。
家族写真の時に大人はカメラ見てるだろう。と思ってお子様に注視する事が多いので、大人のうち1人だけ全然カメラ見てないとかしょっちゅうありました…トホホ。
大人の方に必要なのは、自分の映りをとにかく気にすることです。コレ本当に重要…。
そして大人が原因で撮り直しをしてると、着物を着てる子供が飽きてくるという…。
さて、ここからは撮影が無事に終わってその後の事です。
撮影した写真って皆さんどうします?
たぶん、一番多い答えが、安いしデータだけで良いかなぁ。って言う答えが多いです。
良いんです良いんです。やっぱり懐事情は大事ですし。
でも、買うのはデータだけでも良いから、後日絶対に形に残る物にしてください。
具体的に言うと、アルバムとか写真立てとか。
多いんですよ、データにしてそのまま写真見ない。とか、渡されたCDなくした。とか。
これ本当にもったいないです。そして、私のお勧めは、写真立て、フレームとか台紙とかパネルとか言われてるヤツがお勧めです。
アルバムと写真立てって、そもそも物としての方向性が違ってて。これは私見ですけど。
アルバム:しまい込んで大掃除の時とかに見つけて昔を楽しむもの
写真立て:常に飾ってインテリアとして成立させるもの
って言う違いがあります。
なんで写真立てがオススメかと言うと、常に見える位置にあるし、新しく写真立てが増えたら、場所の入れ替えはあっても絶対にそこに残るじゃないですか。
なので、写真立てがお勧めです。
ちなみに、私が昔居た某スタジオでは、そこで出してた写真立てを飾るために、新築の家の設計段階で専用のスペースを壁に作る。と言う方も居ました。
めっちゃカッコイイ…。
あ、あと、これだけ七五三の話をしておいてアレですが、飾る写真を着物やランドセルにするのは個人的にはお勧めしません。
なんと言うか、写真って旬が有ると思うんです。
着物の写真って「七五三!」って感じするし、ランドセルの写真も「ザ・入学!」ってなるじゃないですか、そうするとインテリアとしての主張が強いんですよ。
それよりも、私服でカジュアルに映ってる写真の方がインテリアとしての寿命は遥かに長いので、もしも写真を飾る場合は私服を推します!
と、言う事で記念撮影で気を付けたい事アレコレについて、本日はお送りしました~。
あ、スタジオ728では記念撮影も承っているので、ぜひぜひご相談ください!