ビザ申請の証明写真、この服装ではアウト!
各国ビザ申請用の証明写真は、
パスポート写真以上に細かい条件を設けている国もあります。
不慣れで時間がかかりわかりにくい手続きの中、
写真が撮り直しになるのは避けたいですよね。
しかし、
注意事項をしっかり確認し、撮影にお越しいただいても、
撮影日を改めていただく場合も少なくありません。
特に、夏の暑い時期。
どこを見てもダメとは書かれていないのに、
国によっては写真申請が通らない服装があるのをご存知でしょうか…!
それは、
背景色と同じ色の服
です。
「白」「無地または淡い色」「明るい単一色」等、
国により異なりますが
ほとんどの国で写真の背景色が指定されています。
そして、
「背景と人物の境界がわかりにくくないもの」
というような内容も記載されているはずです。
ということはつまり、
「白い背景」で「白い服」の写真はアウト!
なのです。
夏場、会社から直接撮影にお越しになるサラリーマンの方々は、
クールビズでジャケットをお持ちでなく、
白や淡い色のシャツだけの方が多いです。
このままでは背景と肩のラインがなじんでわからなくなってしまいます。
学生さん等サラリーマン以外の方も
夏は白いトップスを着られていることが多く、
同じく背景と肩の境目がわからなくなります。
背景色が白以外でも大丈夫な場合は
ライトグレーに変更して撮影します。
ですが、
アメリカビザ、インドビザ、ブラジルビザ等、
白の指定または白が好ましいとされている国の場合は、
白以外の服に着替えて再度お越しいただくほかありません。
お忙しい中そのようなことにならないためにも、
サラリーマンの方はぜひジャケットをご持参ください。
スーツ以外の方も、白以外の濃い色の服でお越しください。
ちなみに、珍しいところでは
インドネシアビザは背景が赤の指定です。
ですので、この場合は白シャツのままでOK。
赤シャツだとアウトですよ。