お父様、お母様の遺影を残したいとお考えの方へ
肌寒くなってきましたが お風邪などひかれてないでしょうか。この季節に
なると、夜、飼い猫に布団に入ってきてほしいなあと思ったりするのですが、
なぜかヨメの布団にしか入りません。
こんにちは、スタジオ728神戸元町店の平田です。
秋にふさわしい、もの悲しく涙を誘うプロローグでしたが、ワタクシの人生も
もう秋。そう、人生は季節にたとえられます。「青春」「朱夏」「白秋」「玄冬」
という言葉は、古代中国から伝わるそうですが、ワタクシなどすっかり「白秋」の
真っ只中です。しかし残念ながらワタクシ精神年齢は未だに青春未満なんです。
さしずめ「俺達はまだ青春知らずさ~」といったところでしょうか。
さて、ワタクシが白秋なら、ワタクシの両親はすっかり玄冬といえるでしょう。
今はまあまあ元気なのですが、1、2年前は二人とも入院や手術を繰り返していた
ので、そろそろいろいろ準備しなきゃならないかと考えたりもしました。
ところで、今を去ること約10年、心斎橋店に勤務していたワタクシは遺影写真の
作成を何度か承りました。その頃はまだ終活も今ほど活発でなく、生前遺影写真を
撮影される方もほとんどおられませんでした。なのでお父様、お母様が亡くなられた
けれども写真を用意していないという方から、生前のスナップ写真をもとに遺影
写真を作ってほしいというご依頼が多かったのです。
それも、今日のお通夜とか明日のお葬式に間に合うように、みたいな。
まあ「今日中に」ってとこは何とかなるんですが、仕上がりが良くならないの
です。サービスサイズの写真に、大きくて5センチくらいに写った人のお顔から
胸あたりを切り抜いて、A4くらいの大きさにするんだから推して知るべしです。
また、切り抜いた写真を水色とかの無地の背景に合成するんですが、これがまた
不自然!
まあよく言えば、遺影らしいと言えなくもないんですが。お父様、
お母様のせっかくの写真がこれでは寂しい。
まあ、今はデジタルデータで写真が残っている可能性が大なので、もうちょっと
良い仕上がりになると思いますが…。いずれにしろ、ちゃんと撮っておけば
よかったとおっしゃるお客様が多くいらっしゃいました。
特にワタクシは写真撮影の仕事をしているということもあって、ある程度元気な
うちに「ちゃんとした写真」を撮っときたいなあという思いは、ここ数年ずっと
持ち続けていますが、なかなか実行に移せないでいます。
だって言えませんよね、
「遺影撮らせて」って。
みなさんの中にも「遺影撮ってもらいに行こうか」とはなかなか言い出せない
方もいらっしゃると思います。そこで、今回のブログは親の遺影を撮っておき
たいけどなかなか実行に移せないというワタクシ世代の皆さまにお送りいたし
ます(やっと本題?!)。
つまり、上でちょっと触れた
「Babyスニーカーぶる~す Baby俺達はまだ Baby青春知らずさ~」が何の
歌詞かわかる世代の皆さまへのブログです(あ!タイトル言っちゃった)。
「ちゃんとした写真」を撮っておきたいという方は、何とかしてスタジオ728に
お父様やお母様をお連れください。理由は何でもいいと思います。でも急に写真
スタジオで記念写真を撮るというと、大概の人は日ごろ記念写真など撮影され
ないので怪しまれると思います。なので理由は、元町商店街の福引で記念写真
撮影無料券が当たったとかそんなのでいいと思います。
お越しいただければなんとかします。皆さんにお並びいただいて、全員を撮影
するふりをしつつ、お一人だけ撮影するとか、全員での写真を撮影した後に
お一人ずつ撮影するなど、方法はいくつかあります。
でも「なんとかします」と言われても不安だなあという方は、スタジオ728
神戸元町店の平田までご連絡ください。一緒に方法を考えましょう。後から、
ちゃんと撮っておけばよかったと言わなくてもいいように。
あ、それから、もちろん撮影に前向きなお父様・お母様の撮影も大歓迎です。
ところで、うちの親はどうやって撮ろうかなあ。