絶対的な安定力！国家公務員

今回のブログは国家公務員についてです。皆さんは国家公務員のイメージってどのようなイメージをもたれていますか？

　・収入が安定している
　・リストラがない
　・勤務時間が決まっている
　・福利厚生が充実している
　・公務員採用試験が難しい

などでしょうか。あくまでもイメージなので、実状は違うのかも知れません。失礼が御座いましたら、ご容赦下さい。

1986年12月-1991年2月までの51ヶ月の長きにわたり株式や不動産を中心にした資産の過度な高騰、経済拡大がありました。それに付随した社会現象と合わせてバブル景気、単にバブルと言われています。

ただし、多くの人が好景気の雰囲気を感じ始めたのはブラックマンデーが過ぎた1988年頃からでしょう。
この期間、企業は人材を集めるのに躍起となり、「売り手市場」が続きました。
※求人数が高く新卒者数を上回ったため、一人で数社の内定がもらえ就職先をその中から自由に選べた 

しかしながら、バブルが崩壊し贅を尽くしてツケを今でも払っている状態が続いています。
給与も賞与も伸びず、バブル時に購入したマンションの支払いに窮している人達が、少なからず出始めているようです。

このように民間企業は業績に生活が大きく左右されます。個人の頑張りだけでは、如何ともし難い事が多いのが実情です。

そこで安定を求めるなら、公務員に限ります。
綺麗事は言いません。とにかく、安定を求めるなら公務員です。
公務員は労働組合があり、待遇が大きく変わることもなく、年功序列式で給料が増えていきます。そして基本給の他にも、家族手当や住居手当などの各手当が充実しているのも魅力です。
また、休日もしかり。土日祝祭日の他に有給休暇や特別休暇もあります。

とは言え、人には向き不向きがあります。

1)適応力
公務員の職場は、民間企業に例えると「省庁が異なれば業界が異なり、部局が異なれば会社が異なる」とよく言われます。
特に地方公務員(上級/大卒)の場合は、幹部に必要な「様々な角度から自治体の状況を理解できる力」を養うため、2～3年程度で部局を異動し、幅広い分野の業務に携わることができますが、それは環境の変化を意味します。
環境の変化に順応出るか否かは、とても大切です。順応出来ないと知識や経験が思うように得られませんしヤル気が失せてしまいます。

2)要求分析力
人と仕事をする場面が数多くあります。相手が何を求めているのか、それを瞬時に分析するための分析能力と表現するコミュニケーション力が大切です。
これは公務員に限った事ではありませんが、話し相手が老若男女と多種多様な人と接する機会が多いので、特に大切です。

では国家公務員になるには、どうしたらいいのでしょうか。
試験(多岐選択や論文)と面接を経ての採用となります。試験を有するところが一般企業との違いかも知れません。

国家公務員の種類は、

最後に平成２８年度実施の国家公務員採用一般職試験（大卒程度試験）について御案内致します。

1)試験の趣旨
定型的な事務をその職務とする係員の採用試験

2)受験資格
１　昭和６１年４月２日～平成７年４月１日生まれの者
２　平成７年４月２日以降生まれの者で次に掲げるもの
(１)　 大学を卒業した者及び平成２９年３月までに大学を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
(２)　 短期大学又は高等専門学校を卒業した者及び平成２９年３月までに短期大学又は高等専門学校を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者

3)試験の日程

4)写真

やはり目標は早めに設定して、

　●出題範囲は広いので、対策をするならかなり前から勉強しないと厳しい。

　●面接試験では具体的なことをいろいろ聞かれます。一般教養や一般常識への備えや社会貢献などで経験値を上げておかないと、返答が凄く難しくなります。

　●リーダーとしての資質を評価されますので、部活やサークルで「和を重んじ皆をリードした」エピソードは欲しいところですが、人を見抜くプロが相手になりますので、ウソはいけません。

十分な対策で試験に臨んで下さい。

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担当:いりえ