就活での影響力が以外と大きい!? 「電話対応」は第1印象にも繋がることを理解しておくべきです。
最近の新卒就活生さんは、自宅で固定電話を引いていないという
ご家庭も多いのではないでしょうか。
そして、防犯意識の高まりや、塾や習い事の送り迎え等々の理由で
小学生や中学生頃には、もうすでに自分専用の携帯電話を
所持するようになった人も多いでしょう。
つまり何が言いたいのか?
いわゆる「よそ行きの声」で電話に出る体験って、少ないというか
ほぼ皆無なんじゃないでしょうか。
自分もケータイを持っていて、なおかつお友達もケータイを持っている。
お友達に連絡しようと思ったら、直接電話もしくはメールをすればいい。
さらには、親の目も時間も通話料も気にせずに通話やメールができる時代。
お友達の自宅の電話にかけた時に、お友達の親に
「すみません、同じクラスの○○ですが、○○さんはいらっしゃいますか」
なんて会話をわざわざしなくてよいわけです。
担任の先生の自宅に21時以降に電話をかけた時、
「こんな時間に電話なんて非常識だぞ」と注意された経験があります。
そういった経験から「ああ、夜に電話は相手に失礼なんだな・・・」
と、子供なりに社会の常識というものを学びましたが・・・。
さらに高校時代、某先生から「僕らが学生の頃は携帯電話なんてなかったから
好きな女の子の家に電話をかける時には、『お父さんが出たら
どうしようかな・・・』とドキドキしながら電話をかけていたのに・・・。
それに比べて今の子は直接電話が出来るからいいよな・・・。」
なんて一昔話も聞きましたが・・・。
これぞまさしくジェネレーションギャップ?!
それが原因なのかよくわかりませんが・・・
今時の若者は、電話が苦手な子が多いと言われています。
例えば電話に出て第一声。
自宅の固定電話だと「もしもし○○です。」と名前(苗字)を言うのが一般的。
ところが携帯電話だと電話に出るのは持ち主本人以外ありえませんので
「もしもし。」とだけで名前を言わない人が多いです。
お友達やご家族との電話ならば「もしもし」でもOKですが、
就活中はこの「もしもし」という言葉は控えましょう。
「もしもし」って使い慣れた言葉なので、急に改めろと言われても
なかなか難しいものがありますが・・・
なんとビジネスに於いて「もしもし」はNGとされているのです。
「はい、○○です。」と名前をしっかり言いましょう。
新卒の人は「はい、○○大学の○○です。」まで言うと尚Good!
そして、言葉遣いだけではありません!
電話をかける時も出る時も、忘れがちなもう一つのマナー。
電話をかけるor出る時、周囲の雑音に気をつかっていますか?
周りがうるさいと、その分相手もあなたの声を聞き取りづらいのです。
BGMの賑やかな店内、駅構内、人通りの多い場所、
家にいたとしてもテレビの音や洗濯機の音などなど・・・。
普段は、さほど気にならないような音が電話になると
とてもうるさく感じるのです。
それに電車内での通話はマナー違反です。
もし企業様に「あ、こいつ電車内で電話してるな・・・」
と分かれば少なくともいい印象にはなりません。
なるべく静かな場所での電話対応を心がけましょう。
就活においての「電話でのマナー」は特に
ご確認、整理をしておくべきですね。