就活グループディスカッションで絶対にやってはいけない、3つのこと

就活お役立ち

小学校のころから学級会議が大の苦手だったスタジオ728、あべの店スタッフSです。

話が長引くのが大嫌いで、代表決めなど皆が嫌がりすぎて手を上げない係を

「もう!話終わらないじゃん!じゃあ私がやっからこの話終わろうぜ!」と毎度手をあげておりました

超せっかちマン。

 

さてそんなわたくしが就活中にもっとも苦手だった選考が

グループディスカッション(以下GD)

数人で一グループを組み、面接官に出されたお題に沿って討議をする選考ですね。

今回はこの選考で面接官は一体どこを見ているのか?を考えてみましょう

 


■目次
●GDで面接官は何を見てる?
●「やってはいけない3つのこと」
1.他の就活生は全員敵だという思い込みは危険
2.リーダーは争ってまでなるものではない
3.人の意見を否定するだけの人間にならない

 

●GDで面接官は何を見てる?

おおよそ以下のことが言えます。

①対人、コミュニケーション能力   ② 思考力、論理的な力

 

今やどんな企業様も説明会などで提示される「わが社が求める人材」の一番初めに出されるこの、

コミュニケーション能力略してコミュ力。GDではまずここが見られているのでしょう。

ほんと、喋り下手には生きづらい世の中です!!(号泣)


そんなGDでこんな答えを出せば正解!とは到底言えませんが、

「絶対にやってはいけない3つのこと」というのは存在します

それがこちら

1.他の就活生は全員敵だという思い込みは危険

2.リーダーは争ってまでなるものではない

3.人の意見を否定するだけの人間にならない   の3点です。

ちょっと心当たりあるという方いませんか


1.他の就活生は全員敵だという思い込みは危険

勘違いしがちなのが、

「他の就活生は敵!なんとしても蹴落として勝ち抜かねば!」という考え方になってしまう事。

GDって、そのグループにいる全員が受かる場合もあれば、全員が落ちる場合もあるんですよね。

学校でいうと、相対評価ではなく、絶対評価に近いものだと考えてください。

要するに、このグループからは何人通過者を出すとか特に決まってないのです。

なので、他は敵と考えて攻撃的な討論をしてしまうと、場合によっては「あの子はコミュ力に欠けているな」

なんて印象を与えてしまう可能性があります。

グループ全員で協力し、よい雰囲気を作ることを心掛けましょう。



2.リーダーは争ってまでなるものではない

次にありがちなのが、討議スタート時に発生する役職決めのリーダー争い。

小学校の代表決めと違って兎に角大人気。それもこれも、セミナーやネット情報、はたまた先輩情報なんかで

「GDの中で抜きんでるには“リーダー”につくべきである。」

的なことを目に、または耳にするからなのでしょう。

さてそんなリーダーですが、無論うまくやれば確かに選考では有利なこともあります。

しかしこの役職につくのであれば一世一代の大博打、くらいに考えておきましょう。


それはな~ぜ~か?

まずGDでチームになる人っていうのは、いわばその日初めて会った人なわけです。

そんな他人の集団が、「この商品をもっと売れるようするにはどうすべきか?」のような議題を提示されたとき、まずもって意見がぶつからない訳がない。

なんなら項目1で申し上げたような勘違いマンがいる可能性がある。

それを揉めないよううまくまとめつつ、発言する人が偏らないよう全体に目を配り、残り時間を気にしながら、最終的には皆が納得する方向へ話をまとめなければならない!


どえらい難易度なわけです 失敗する危険性も高いんですね

下手すれば評価がマイナスになる危険性もあります。

しかもそんな難しい役職であるにも関わらず、昨今のこの、GDではリーダーにならなければ!のような風潮のせいで、討議が始まる前の役職決めでリーダー争いが起きる!!

 

「俺が俺が!どうぞどうぞ」ってなればいいんですがまあそうもいかない。

とにかく目立たねば!なにかで!などという漠然とした思いが空回りまくった結果です。

これでは時間が無駄になるどころか、むしろ協調性にかけると全員マイナスになってしまう危険性があります。こういった時は引き下がることも大切です。


役職なんて関係ない!とまでは言いませんが、どんな役職につこうがつくまいがダメなときはダメですし、いけるときはいけます。

そんなことで争う暇があったら議題のことについて考えましょう。



3.人の意見を否定するだけの人間にならない

これが一番まずいパターンですね。

自分の印象も下げるわ、チームの空気も悪くなるわ でいいことがひとつもありません。

項目1の勘違いマンはこれをよくよくやらかします。他を蹴落とすには他の意見を貶して自分の意見を通してしまおうとなる訳です。

他が何を言っても「いや、それは違うんじゃないですか?」とか、

なんならちょっと嘲笑しながら「それはないな~、ありえませんよ」とか言っちゃう。

答えのないGDありえないはありえないでしょうよ

そして場の空気が悪くなり、皆が呆れて閉口すると「勝った」みたいな顔をする。

GDに勝敗とかないから!それ呆れられただけだから!!?と思いますが本人はつゆ知らずですね。


随分具体的に書いてみましたが、こういう困ったさんがグループに結構いるんです。

しかもこういった否定型の人に結構多いのが、ただ否定するだけでその理由はないパターン

「それはありえないとおもうよ~なんとなくだけどね!」何故ダメなのかの理由がないから下手すりゃそこで討議が途切れてしまいます。

斜に構えて否定することがなんか全体を見れてるっぽくていい、みたいな勘違い。


よーく考えてみてください、

こんな人とは討議の場じゃなくても友達になりたくありませんよね。面接官もそう思うでしょう、ああ、一緒に働きたくねえと。。。

勿論他の人の話を聞いていると(ん?それはなんか違うなあ?)と思う事、あると思うんです。討議の場なのでそれを口にすることも必要でしょう。


私が言いたいことは、頭ごなしになんでも否定するなという点です。

人の意見を聞き、その意見を組みながら自分の意見を言う。

否定するならするで、なぜその意見に反対なのかちゃんと理由を添える。

自分の意見が100%押しとおることなんてありえません。

万が一そんなことがあっても、それは自分が正しかったんじゃなく、ほかの人が妥協してくれただけだ、

くらいに考えておきましょう。GD討議をする場です。


無論長いものに巻かれりゃいいみたいな流され思考も問題ですが、人の意見はしっかり聞いたうえで自分の発言をしましょう。

長くなりましたが以上となります。

 

これは私が就活時代、実際に参加して感じたことをまとめた結果になりますので、全てが正しいとは言えませんが、参考にはなるかと存じます。

空気が読めない嫌な奴なんてこんな場じゃなくったって敬遠されます。

要するに場の空気を読めるやつになろうってことですね!って話でございました。



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