就活で使えるネクタイ&おすすめの結び方!
ネクタイ選びって大変ですよね。結び方も含めて。
スタジオ728銀座店のブログ担当です。
スーツって上下は色そろえて売ってるから選べるし、ワイシャツも白で間違いないからまだ良いんですよ。
ネクタイって物凄く悩みません?
なんか、ツルツルした素材のもあれば毛糸みたいなヤツもあるし、太いのとか細いのとか種類が沢山あってよーわからんのです。
と言う事で、今回は就活で使えるネクタイとせっかくなのでおすすめの結び方をチェケラしたいと思います。
ヒウィゴー!
目次(クリックすると各トピックに飛びます)
ネクタイの種類
ネクタイと一口に言っても、実は何種類もあるみたいなんです。
形状だけでなく、素材(生地)、柄、そして色。
これらの組み合わせでネクタイは構成されています。
例えば
「細くてシュッとしたネクタイで、テカテカで、ちっちゃい柄がドットみたいになってるので赤いやつ」
と言う表現を今までしてたのに、ちゃんと名称を覚えるだけで
「ナロータイのシルク素材、小紋の赤系のやつ」
と、何だかカッコイイ言い方でネクタイを表現できる訳です。
さて、実際にネクタイの形状や素材など細かく見ていきましょう。
なお、ネクタイの画像は手持ちがないので参考画像代わりに銀座店のお隣が本店のザ・スーツカンパニー様のウェブショップへのリンクを貼らせて頂きました。
形状
レギュラータイ
皆のイメージのネクタイの形のやつ。先がシュっとしてるやつ。
大剣(太い方の先端)の幅が7~8cm程度のものをレギュラータイと呼びます。
汎用性の高さナンバー1
ワイドタイ
レギュラータイより幅広で、大剣の幅が10cm程度。
Vゾーン(首元の結び目)に重厚感が生まれるので、クラシカルな雰囲気に。
ナロータイ
レギュラータイより細め。大剣の幅が4~6cm。
ややカジュアルな雰囲気になるので、パーティーシーンやビジネスカジュアルに。
ニットタイ
編み物で作られたネクタイ。芯になる生地が無いので柔らかい。
なんか一直線で先端がシュっとしてないネクタイとかがコレ。
いや、先端がシュっとしてるヤツもあります。
蝶ネクタイ(ボウタイ)
貴族がしてそうなやつ。主にフォーマルで使われますが、カジュアルにも転用されてますね。
素材・生地
ネクタイにも季節感が有るって知ってました?
まぁ、確かにウールとかは冬用だろうな~ってなりますわな。
シルク素材
オールシーズン使えるすごいやつ。
今ではポリエステルで作られてるものも多いですが、一般的なネクタイの素材。
ネクタイと言って思い浮かべる素材のものです。
リネン素材・コットン素材
春夏向け。
リネン(麻)やコットン(綿)で出来ているので、シルク素材に比べてカジュアルな印象になります。ただし、シワになりやすいので連続着用は注意!
フレスコタイ
春夏向け。
メッシュ状の織物を使用したネクタイで、涼しく見えます。
夏場のスーツスタイルにおすすめ。
ウール素材
秋冬向け。
シルクに比べるとカジュアルな印象に。
ツイードなどのボリューム感のあるジャケットと組み合わせるのがベター。
他にもカシミヤのネクタイなどもあります。
柄
柄については何となくイメージそのままな部分もありますが、代表的なものだけ一応おさらいしておきましょう!
無地/ソリッド
単色のネクタイですね。織柄のないサテン地が多いですが、折柄でちょっと表情を付けてるものもありますよね。シンプルイズベストな一品
ストライプ
一般的には横の縞々ですが、ネクタイの場合横縞ではなくナナメの縞々になります。線の太さや間隔でイメージが変わります。
スッキリとした細めのストライプはマジメで少し硬い印象に。
華やかで太めのストライプはややカジュアルな雰囲気になります。
ちなみに、ネクタイを着用した人の正面に立って、右上から左下の縞々(カタカナの「ノ」のライン)はイギリス式。
左上から右下の縞々はアメリカ式らしいです。
チェック
格子柄で、有名なのは某ハイブランドのタータンチェックとかですよね。
シックな色味だと英国紳士のイメージですが、柄単体で見るとちょっと可愛らしいかも知れません。
ドット
いわゆる水玉柄です。ドットの大きさが小さいほどシックな雰囲気に。大きくなるとポップな印象になります。
マイクロドット<ポルカドット<コインドットとサイズで名前が変化する出世魚ならぬ出世柄。別に大きいドットを選んだと言って出世するわけではありません。
小紋
ドットに似てますが、こちらは水玉とかではなく、小さい柄が沢山入ってるヤツです。キャラクターとかロゴとか紋章ですかね。
ストライプと紋章を組み合わせたものをロイヤルクレストと呼ぶそうです。
色
最後に色です。色も全体的なイメージを決める重要なポイントなので、チェックしていきましょう。
紺系/青系
落ち着いた色で誠実な人柄をアピールするのに最適な色です。
鮮やかな青だと爽やかな感じに。彩度の低い紺系は落ち着いた感じになります。
迷ったらこの色で行きましょう!
赤系
活発な印象を与える赤系。情熱ややる気の色ですね。
鮮やかな原色に近い赤だとカジュアルな印象に。彩度の低い臙脂系なら落ち着いた感じに見えますね。
グレー系
モノトーンカラーは目立ちにくく、控えめなイメージも有るので一歩引いた落ち着いたイメージを感じさせます。
他にも緑系や茶色ベースが有りますが、あまり多くの色を取り上げると大変なのでこれくらいで。
就活向けネクタイ選び
さて、ネクタイの種類について知見を深めたので、この章では実際にどう言ったものが適しているのか。どう言うイメージを受けるのかを見ていきましょう。
ここからはSUIT SELECT様のオンラインショップの画像をお借りしつつ、商品リンクを張らせて頂きます。
こう言った紺で細めのストライプはスマートさをアピールするのにピッタリ。
迷ったらコレ。と言えるほどの汎用性。
戦隊モノのブルー同様、知的で爽やかなイメージです。
こちらは情熱の赤ですが、ポイントはシルクウールと言う所。テカりが無いので赤系でも落ち着いて見えやすいです。営業系や最終面接で使われることが多く、勝負ネクタイと言われることも。
グレー系のネクタイは公務員や金融系など、固いイメージの企業にピッタリ。
ただし、無地だとフレッシュさがなくなるので、細めのストライプや小紋などで少しだけ柄アピールをすることでメリハリをつけていきましょう。
基本的には上記の様に青~紺系、赤系、グレー系の三色が有れば問題ないと思います。
色としては緑や黄色もありますが、使い方を間違えてしまうとマイナスイメージを与えてしまうため、変に冒険はしないようにしていきましょう。
ネクタイの結び方で簡単なやつ
皆様、ネクタイの結び方に気を使ってたりします?
証明写真を日々撮影する中で気づく事が有るんですが、大体皆様プレーンノットなんですよ。
二回ぐるぐる巻いてギュってするやつ。
図解します(笑)
シャツがシワッシワなのは無視してくださいね!
大体ネクタイ結ぶときってこんなんですよね。
でも、これって一つ問題点があるんですよ。
この部分。なぜか隙間が出来るし、喉元の三角形もなんか綺麗にキマらないんですよねぇ…。謎!
やっぱり就活本番はもちろん、写真でもビシっとキメたいですよね?
そんな方にお勧めなのが、セミウィンザーノットです。
セミウィンザーノットの結び方
ネクタイの形を見せるために写真が妙に明るくなってるところもありますが、とりあえず結び方でも見ていってくださいな!
このセミウィンザーノット。簡単なのにビシっとキマるおすすめの結び方です!
まず最初は、大剣を小剣に重ねます。ここまでは普通。
大剣を後ろからぐるっと回します。ここも普通。
はい、ここから違います。
大剣を首元の輪っかに前から後ろに向かって通します。
通したら、重ねたところを崩さない様にゆっくり引っ張って
しっかりとテンションを掛けていきます
重なっているところにかぶせる様に前から回します。
今度は反対側を後ろから前に通します。
ゆっくり絞って、形を崩さない様に気を付けましょう
最後に喉元の三角形に大剣を突っ込んで、形を整えながらゆっくり引っ張ります。
これでセミウィンザーノットの完成です。
お手軽なのにキレイに結べるおすすめの結び方です!
さいごに
さて、ネクタイの選び方も結び方もこれでバッチリだと思います。
ただ、就活にはやっぱり欠かせない例のアレがありますよね!
証明写真をスタジオ728で撮影する事!
そう、これが一番大事ですよね!
証明写真機と違って姿勢や表情のアドバイスもしちゃいます!
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