宣材写真って、自分で用意できるもの?

プロフィールフォト

みなさんこんにちは、スタジオ728新宿店です。


唐突ですが、みなさん宣材写真といった言葉をご存知でしょうか?

聞いたことはあるけど、詳しくは知らないなぁ〜っという方も多いんじゃないでしょうか?

今回は、「宣材写真とは?」「宣材写真を自分で用意するには?」

こちらをテーマにブログを展開していきます!!!


目次
◉「宣材写真」とは・・・?
◉「宣材写真」を撮影するにはどうしたらいいの?
自宅でできる撮影方法を伝授!
1.はじめに
2.撮影機材
3.撮影者の協力
4.撮影背景
5.撮影時の天気
6.メイクはナチュラルに
7.不安があればスタジオへ!

◉「宣材写真」とは・・・?

一般の方には馴染みのない言葉、「宣材写真」

実はこの言葉、「宣伝材料写真」を略した言葉なのです!!!

(別名「アーティスト写真(アー写)」とも呼ばれてます)

イベントの告知ポスター・事務所HPに掲載する写真などなど・・・

これら全てが「宣材写真」のくくりとなります!

自身を宣伝・・・つまり”作品や自己をアピールするための写真”が「宣材写真」と言われるのです。

俳優や声優、モデルを目指している人にとって、オーディション写真や宣材の応募用写真などは切って離せないものです。


◉「宣材写真」を撮影するにはどうしたらいいの?

通常、宣材写真は写真スタジオで撮るのがベターですが、

写真選考の他にも、面接や書かなければいけない書類など、

日常生活に加えて準備しなければいけないことが多く、

撮影に多くの時間を割けない方もいらっしゃるかと思います。

またこのご時世、中々スタジオに足を運ぶのも難しい・・・

それに、お金はあまりかけられない・・・・などの理由で外出を控える方も。

なかなか時間が取れなくて撮影にいけないから、自宅で写真を用意したい!

少しでもそう考えている方のお力になれればと、今回は室内で撮る場合の注意点をお伝えしようと思います。



📸自宅でできる撮影方法を伝授!📱

1.はじめに



オーディション、宣材写真等プロフィール写真を撮影する方ならお伝えするまでもないと

思いますが、自分を過度に良く見せようとする写真はNGです!

選定に占める容姿の割合はたしかに少なくありませんが、写真であまりにも自分を盛ってしまうと、

面接や実際に審査員や業界に入った時に不利になる可能性があります。


撮影の前段階、ポージングや注意点などをまとめてしまうと長くなるので、

そちらは心強い先輩方の記事を参考にしていただければと思います。

頼もしいプロフィール撮影の手引きはこちら

こちらのリンクに、撮影に関しての注意や、ポージング、服装などのアドバイスがたくさん載っております。

とても参考になりますので、是非。


2.撮影機材

自宅で撮影したいけど、機材ってなにを使えばいいの?という方、

現代の携帯電話というものは大変便利で高性能でして、スマートフォンでも十分な撮影が可能です。

【左】がスマートフォン、【右】がデジタル一眼で撮影した写真です。

ちょっと前髪が目にかかってしまっておりますが、それはともかく。

まず左の写真。

ざらざらした感触は少し残ってしまいますが、室内がもう少し明るければ緩和できます。

家の間取りやライティングによるところも大きいと思うので、まずは一枚、試しに撮って

みることをお勧めします。

それでもやはり右側、カメラ機材の方が綺麗に写りますね。

ご友人、ご家族にカメラをお持ちの方がいれば借りてそちらで撮った方が綺麗です。

(ただ、すごく古いデジカメなどによっては、スマートフォン撮影のほうが綺麗な場合がありますので、余裕があればどちらでも撮っておくことをお勧めします。)


3.撮影者の協力

自分一人で写真を撮るのは大変です。

自撮り棒を使ったとしても、長さが足りず、少し不自然な角度に写ってしまうかと思います。

なので、家族か友人にとってもらうことをお勧めします。

もし誰も捕まらなかった場合は、自撮り棒ではなく、

距離を置いて三脚等で固定したカメラで撮影しましょう。

最近では、テレワーク等でミニ三脚をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

そういった方は、テーブルの上でセッティングしましょう。

立った時の目線の高さに合わせて、カメラをセッティングすると◎

4.撮影背景

本人を真ん中に配置しても、周りがごちゃごちゃしていると目がそちらに移ってしまいます。

白い背景が望ましいですが、難しい場合はなるべくすっきりと、

家具などものの少ない場所を背景にしましょう。

外で撮影する場合も同様です。

敢えて緑を入れてナチュラルに・・・など、コンセプト付けしない限りは

模様のない壁を背景にするといいと思います。


















この写真はマンションの壁面を使いました。無地の広い背景、なんてそう見つかるものじゃないですね……。

撮影の際、上から撮ると足が短く写るので、心持ち下から撮影するといいと思います。
大体おへその位置くらいがベストです。
やりすぎると顎が上を向き、不遜な態度の写真に見えることがあるので、何回も撮影して良い一枚を選んでくださいね。

それから、全身撮影を室内で行う場合も、靴は履いて撮影しましょう。

服装はバッチリキメてきているのに、足元が靴下では締まりのない写真になってしまいます・・・。


5.撮影時の天気

室内での撮影も、外での撮影も、晴れの日が望ましいです。

室内灯は普段の生活では気になりませんが、写真を撮ると案外暗いのです。

窓の近くや、外からの光が入るところで撮りましょう。


















こちらの写真は、日も落ちかけたころの撮影なので少し暗いですね。

直射日光を顔面に浴びせると眩しさで目が細くなり、逆光からの撮影は顔が陰になるので、

窓の近くで撮る場合は顔の横に光が来るようにすると綺麗だと思います。

この写真では、向かって右に窓があり、薄い白のレースカーテンを引いています。

一枚白い紙や薄い布を通すことで、光がふわっと柔らかくなりますよ。

それから、日差しとの対角に白い紙や布を置けると顔の反対側も柔らかく明るくなります。

屋外撮影の場合でも、なるべく日光が当たるほうがいいですが、

できれば日差しが柔らかい時間帯に撮影しましょう。


6.メイクはナチュラルに

これは就活証明写真のメイクにも共通すると思いますが、冒頭でも書いた通り、

ナチュラル綺麗を目指しましょう。

年齢にあったメイク、用途にあったメイクを意識します。

カラーコンタクトも、あまりにも目を大きく見せるものは避けた方が無難です。

男性の方、女性の方ともに、顔の輪郭を大きく隠すような横髪や、

目にかかるような前髪は流しましょう。

髪色が暗い場合、さらに顔色も暗く写ってしまうので

横髪を作ったりするのはあまりお勧めしません。


7.不安があればスタジオへ!

上記でたくさん個人での撮影に関して述べましたが、実際に撮影したところ、まず室内で撮る

には家が狭すぎました。

上半身はともかく、全身を写すスペースが限られており、今回は白い模造紙を壁に貼り付けて

無理やり白い背景を作りました。

被写体との距離を狭めて全身を写すためには、写る範囲の広いレンズやカメラを使用する必要

があり、そうすると映り込む背景の範囲も多くなってしまうのです。

そうそう大きな模造紙など売っておりませんので、文具店に走りました……。

こんな苦労をして、失敗したらまた撮り直しになってしまいます。

撮影スタジオなら全てプロが設定いたしますので、写真を撮られることに集中できます。


当スタジオでは、背景やライティングなどをご用途に合わせてセッティングいたします。

真っ白な背景での撮影、ポージングアドバイス、写真のセレクトなど少しでも不安な場合はや

はりスタジオで撮影することをお勧めします。

>>プロフィール撮影について


屋外撮影を希望の場合は、ぜひ前回の記事もご活用下さい。

>>屋外撮影 について



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