ジャケット着用って必須?履歴書証明写真で注意すべき業界・職種の違い

就活証明写真

誰もが一度は思った事がある疑問のひとつ!

履歴書用証明写真の撮影時にジャケットの着用は必須なの?シャツだけで撮影してはダメなの?

特に近年のような猛暑の夏場時期にわざわざジャケットを着用する方が不自然だと考えてしまいませんか?

履歴書用証明写真をシャツだけで撮った写真はNGなのかOKなのか再確認していきましょう!


◇目次◇
 ・履歴書用証明写真にジャケット必須?
 ・ジャケットなしでも許される場合も、、
 ・業種別証明写真の撮り方
 ・まとめ

・履歴書用証明写真にジャケット必須?

日頃から夏場や暖かい気候の日はジャケットを羽織ることは少ないと思います。

証明写真を撮影する日がそうであればシャツのみで撮影してもいいのではないでしょうか。

近年、様々な業界でクールビスが取り入れられるようになり夏前からジャケット不要の企業も珍しくはありません。

なので履歴書用証明写真もジャケットなしでと考える方もいると思いますが、、、


結論から先に述べますと履歴書証明写真はジャケット必須です。

まず、ITやベンチャー系企業は服装を問わない場合もありますが、採用担当者の年齢や考え方に寄ってはビジネスシーンでジャケットを着用しないのはマナー違反と考える方も少なからずいらっしゃいます。

他の面接者がきっちりジャケットを着用している中、ひとりだけジャケットなしの写真であれば目立ってしまいます。

すべての企業がダメということはないですが着用しておく方が無難ですかね。



他にも履歴書は入社後にも企業に残る重要書類になります。撮影日が夏であろうと冬であろうと、長期的に企業に保管されるものですので、正装で撮影するのが得策です。

ですので写真撮影時には着用をおすすめします。もちろん、面接時にもきっちり羽織っていってくださいね。

証明写真の撮影時間は決して長くはありません。数分間だけ辛抱して撮影に挑んでください!



・ジャケットなしでも許される場合も、、

先程はジャケットなしの履歴書証明写真はあまり良くないとご紹介しましたが、業種・職種や雇用形態によってはマイナスのイメージにならない場合もあります。正社員や契約写真を目指す社会人であればスーツが基本ですがアパレル業界や出勤の服装が自由なIT企業、広告系のクリエイティブ業界であればジャケットを着用しなくても問題はありません。

むしろアパレル系であれば自社の商品を着こなしていく方が好印象に捉えられる確率が高いです。

しかし、ある程度融通の利く企業への面接であっても露出が多かったり派手な色や柄はタブーです。あまりにもラフすぎる服装も避けた方がいいでしょう。

シャツやカットソーを着用してからジャケットやカーディガン等を羽織る方が印象が良くなることには変わりありません。




・業種別証明写真の撮り方

業界や業種によって証明写真の撮り方は変わってきます。服装だけではなく、髪型やメイク、撮影時の表情なども違うのでこれから撮影に挑む方は参考にしてください。


1.フォーマルな職種(金融、商社、法律など)

ジャケット着用必須:一般的に、フォーマルな職種ではジャケットを着用した証明写真が求められます。男性はスーツ、女性はビジネススーツやジャケット付きのドレスが好まれます。清潔感とプロフェッショナリズムをアピールするために、堅実な服装が求められます。仕事の上で何より信用が問われる職種ですのでこの人なら任せられる。という雰囲気が伝わる証明写真が重要です。

髪型に関しては男女ともにきっちりとまとめて清潔感と誠実さをアピールしてください。後れ毛やハネがないようなスタイリングをしましょう。

ナチュラルメイクが基本ですがニキビや肌荒れ、髭の剃り跡など気になる箇所はメイクでカバーやスタジオ撮影時に修整等のプランを選んでみるのもいいでしょう。

服装は基本スタンダードなスーツを選びましょう。ブラウスであればボタン留めのレギュラータイプがおすすめです。しっかり第一ボタンまで留めて撮影しましょう。

健康的な印象はもちろん清潔感を表現しましょう。ネクタイも青か紺を基本にコーディネートしましょう。

男女ともに、撮影する際は少し笑みを浮かべると親近感を表せます。



2.クリエイティブな職種(デザイン、広告、エンターテイメントなど)

自己表現が重要:クリエイティブな分野では、自己表現が重要視されます。服装やポーズは個性をアピールするチャンスです。ジャケットを義務づけない職場も多いため、業界の慣習に従うことが大切です。

クリエイティブな職種は基本、企業相手の仕事が多くより真剣さ、プロっぽさのイメージが強いです。

髪型はしっかりしたイメージに見えるように女性なら髪は後ろでまとめるかハーフアップがおすすめです。男性は短めの前髪におでこを広く出して大人のイメージをアピールしてください。

メイクもフォーマル職種同様にナチュラルメイクが理想ですね。

服装は社交性の高さをアピールできる感じがおすすめです。レギュラータイプのシャツでもいいですが襟の開いたスキッパータイプのシャツや男性は黒系スーツに赤やエンジ色のネクタイを付けることで自己表現をアピールすることができます。



3.ホテル・飲食・サービス関係

サービス業関係の仕事はお客様と直接触れ合う仕事なので親しみやすさが重要になってきます。健康的なイメージもアピールしなければいけません。

髪型は明るいイメージが大事なので顔の表面が隠れてしまわないようにきっちりセットして口角の上がった優しいほほえみで撮影してください。接客業ですのでメイクもナチュラルよりは少し濃い目でも大丈夫です。明るい感じが伝わるようにしましょう。



4.IT業界(プログラマー、エンジニアなど)

カジュアルな服装でも許される:多くのIT企業ではカジュアルな服装が一般的であり、ジャケットは必須ではありません。しかし、写真は清潔感を保ちつつ、自己表現を少し取り入れることができます。

IT企業では常に新しい技術やサービスが現れ最新の情報をいち早くキャッチできる流行に敏感な人材が求められます。また、チームで作業を行ったりするのでコミュニケーション能力の高さも重視されます。そういったスキルをアピールできるような身だしなみを心掛けましょう。

入社後の服装は比較的に自由な会社がほとんどですが、企業によっては取引先が大手だったりすると堅めの見た目を求められることもあります。

清潔感のあるシンプルなスタイルに自己表現を少し取り入れた感じがいいでしょう。

髪型が派手髪でなく濃いめの茶色くらいにまでが許容範囲。女性は顔回りが隠れないようにまとめてもいいでしょう。

あくまで、志望する会社の社風に合わせるようにしましょう。




5.エアライン業界

多くの人の目に触れる機会が多い業界ですのでES選考の際、写真が重要視されることがあります。髪型も独特ですのでメイクも含めてプロの方にやってもらうことをおすすめします。

髪型はお団子やポニーテールの人がほとんどでメイクもアイシャドウやマスカラを使い華やかに見えるようなメイクをおすすめします。

髪が短い方はボブヘアなど顔周りをすっきりと見える髪型にしましょう。外資系などはあえて濃いめのメイクくらいがちょうどよいと思います。

清潔感はもちろん、美しさ、華やかさが重要視され、さらには安心感、信頼感も求められます。そういった印象を与えられる身だしなみを作りましょう。

他の業界は基本、口は開かず広角を上げ微笑むくらいが理想ですがエアラインは白い歯を見せて微笑んでも大丈夫です。若干、体の角度も付けて品のあるポージングが望ましいです。

撮影スタイルも証明写真サイズとは異なりバストアップだけでなく全身写真やスナップ写真を提出会社もあります。

服装では、基本はリクルートスーツですが、体型に合ったデザイン・サイズのものを選んで身に付けることが重要です。


6.医療関係(医師、看護師、薬剤師など)

医療従事者の方が最も大切にしなければならないのは清潔感です。

患者さんやご家族の方に接しますし人の命に係わる職業ですので信頼を得ることが大切になってきます。

女性はナチュラルメイクは基本です。ベースメイクをしっかりして健康的なイメージを与えましょう。

派手すぎるリップはNGです。髪型も後ろでしっかりまとめると清潔感がでます。

服装はレギュラータイプのブラウスが基本。第一ボタンまでしっかり留め、誠実さをアピールしましょう。

男性は髪を分け横に流すようにします。長すぎる髪は不潔さを連想させますので、髪の長さには注意しましょう。

服装は青や紺のネクタイとともに、サイズの合ったスーツとシャツを合わせます。色や柄の入ったシャツは避けましょう。


・まとめ

ただスーツを着ていれば良いというわけではありません。面接官は履歴書に貼られた写真からも色々な情報を読み取っています。例えば、髪型やメイクの仕方、表情などからも志向性を読み取れますし写真の貼り方などでも性格がわかります。

清潔感がない、だらしがない、大雑把といったような悪い印象を持たれるリスクすらあるため、就職活動に望ましい身だしなみを踏まえ、履歴書写真にも注意を払いましょう。


業種や職種によって最適な証明写真の撮り方は異なりますが、なかなか細かい違いがわからなかったり、自分では上手に撮影するのが難しいという人もいると思います。

そんな方は迷わず当スタジオをご利用することをおすすめいたします。

志望する業種・職種を教えていただければプロのカメラマンから適切なアドバイスを受けることができます。専門的な視点で、自分一人では引き出せなかったあなたの魅力をを引き出してくれるかもしれません。一人で迷ったり悩んだりする前に、一度、スタジオに足を運んでみませんか!

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