グループ面接のよいとこ@就活

スタジオ728

おしくらまんじゅうの恩恵に与った事のないあべの店スタッフSです。

あれ最後は乱闘に発展する傾向にありますが、

まあ結果体は暖まるので間違ってないのかもしれません、人間関係は冷えますが(ウマイ!)


さて今日はグループ面接の話。

中途採用では個人面接が殆どですが、こと新卒採用において最初の面接というと、このグループ面接ですね。

3~5人ぐらいをまとめて面接しちゃうやつ、大体聞かれることもテンプレ通りの

自己PR、志望動機、自分の長所短所、学生時代に失敗した事、尊敬する人とその理由etc…

とかとか、予想のつくものが殆どで、半ば流れ作業のように短い時間でちゃっちゃと回される傾向です。


横にいる奴がめっちゃいいこと言った時の焦燥感ったらすごいわ

自分の時だけ面接官の反応が薄かった時はものすごいへこむわで、

わたくし自身、グループ面接にいい思い出はありませんが!

このグループ面接、とりわけ選考の中でも一番勉強になる選考過程だとわたくし考えております。


面接って、どれだけ練習しようが喋ること考えようが就職課さん相手に模擬面接しようが、

結局本番の場数踏まないとおおよそ慣れません。

どんなこともそうではございますが…

結局面接官さんによって雰囲気も求められる受け答えもがらっと変わってくると思いますし、

それよりなによりあの空気、緊張感、まわりはライバル!という状況はもう経験しないとわからない

就活の先輩やセミナーの講師がよくいう

「本命受ける前にどこでもいいから面接受けてきなさい」

というのはまさにですね、経験のあるなしで緊張感が変わります、反省点も見える


さてでは、その場数を踏むにあたって、このグループ面接にはいいところがございます。

それは《他の奴が喋ってることを聞けること》、これすごいありがたい

練習して喋ること考えて、自分の中で完ぺきな状態になった!と完結してしまうと

無駄に自信が付いちゃうのでその後の改善がしづらくなります

でもそれ多分最高じゃない、もっと言い回しも喋るエピソードも別にあるはずなんですけど

今が完ぺきだと信じきってしまうとなかなか、大きく変えていこうと思えなかったりします


そこでこのグループ面接!

他の奴が横でめっちゃいい事言いやがったりするんですよね!目からうろこボロボロ

なにそのエピソード!?なにその喋り方!!面接官の反応もめっちゃいいやないか!!

と、ライバルなのに感心してしまう、なるほどー!こいつすげえな!って思っちゃう。

くやしいけどほんと勉強になるんです、なるほどなるほど…!

それに対しいざ自分で喋ってみると「ん?なんかいまいちだな…」って感じることができる

その場で人と比較が出来ちゃうんですね、

だから自分のダメなとこ、改善すべきとこ、反省点が見えてきます。

逆に言ってしまうと、うわ、これはねえわ…っていう人もいる。

よくないな、と思ったことは反面教師にもできる、

自分はああいう言い方しないように心がけよう、って思えたりします

個人面接では面接官さんとじっくり話せる代わりに、

勉強という点では面接官さんの反応でしか手ごたえや反省点を見つけにくい


というわけで、最初は就活経験者の皆さん口をそろえて

「いきなり本命一本ではなく、どこでもいいから面接うけとけ」 

というわけですね、いきなり本命の選考スタートだと十中八九後悔します

そんな行く気もないのに面接受けるのとか失礼じゃ…

そう思われるかもしれませんが、背に腹は代えられないといいます、自分の人生がかかってます

全く興味のない業界を受けて練習というのも変な話ですので、

ここ興味あるな?という企業様があったら、本命以外にもバンバン受けていきましょう

案外、面接官さんと気が合っちゃったりして?

あれ?ここのが?いいんじゃ??なんてこともなきにしもあらずあらず…