前震地震発生から7日目を迎えますが一向に余震は収まらず不安の日々を送っております。
熊本県の皆様に比べると被害は少ないですが、まだまだ夜の余震が怖く避難所で過ごす方々も多いようです。
特にご高齢の方々や小さなお子さんがいらっしゃる皆様は不安が募る一方です。
別府は温泉の影響もあるのか地響きのような音が頻繁にあり、地面から突き上げられるような余震が多いです。早く余震が収まることを願うばかり。
そこで、昼間は比較的行動ができるので徐々に片付けを始めている方も多いとおもいますが片付けの前に写真を撮っておきましょう。
携帯でも構いませんので記録に残してください。
これから「り災証明書」というものが地域行政の方から発行になります。
自宅の被災の程度で「全壊」「大規模半壊」「半壊」「一部損壊」と評価されます。
この「り災証明書」はその後の支援に大きな差が生まれると聞いた事があります。
片づけが終わったころに、判定に来られても想定よりも低い判定になることが多々あるそうです。
その時の為に写真を撮りましょう。記録を残しましょう。
また、地震保険に加入されている方も写真を撮っておきましょう。
今回の様な規模の震災ですから保険の調査員が来るまでかなりの時間がかかります。
片付けや修復をしないと危険だったり防犯上の問題も出たりすると思われるので撤去前に必ず損傷状況を写真で撮っていると証拠になり査定手続きもスムーズに進むようです。
建物については主要構造部の被害程度によって査定するため柱や屋根、外壁などの写真があるといいそうです。
家財の補償は家電製品や家具など壊れたものを一つひとつ加算しながら全体の被害状況を判定するようです。どの家財が損傷したかわかるように写真を残しましょう。
ただ、写真がなくても自己申告で調査員とやりとりをしながら確認していくためまずは保険会社に連絡してみましょう!
なにわともあれ、十分に安全に注意しながら片付けてください。
桜の季節もおわり、あちらこちらで青々した新緑を目にします。不安は募るばかりですが休める時は休息してください。きれいな景色は心を和ませます。
来年も桜の下でお花見ができるように、今が踏ん張りどころです。負けるな九州!!