理系の人が就活時に求められる意外な能力としてコミュニケーション能力があります。就活ではその人の持っている技術が注目されがちですが、実は、このコミュニケーションの能力もとても大切なものです。
どんな仕事でも就職をするとまずは、この能力が最も大切なものとなるといってもいいかもしれないからです。理系の人手もいきなり自分がやりたいことをやらせてもらえることはまずありません。簡単なところから徐々に仕事が任されていくことになります。
その時、一人で仕事をすることはまずないでしょう。
今は、他分野の人がお互いに関係して一つの仕事をしていくのが普通です。となるとこのとき大切になるのがコミュニケーション能力となるからです。これがある人は人の仕事と自分の仕事をしっかりと合わせて出来るようになるので、仕事が効率よくうまく出来るようになります。
逆にこれがない人はなかなか人と合わせることが出来ないということがおきてきます。ですから、就活のときにこのコミュニケーション能力が問われることがよくあるのです。
今はどこの企業もいろいろな部署を抱えていて、それらの部署が関連して仕事をするようになっています。関連企業や海外の企業とも仕事をしていることがほとんどでしょう。
そのようなときに必要なのが、このコミュニケーション能力です。これは海外の人と仕事をするような時でも必要です。この能力は単に英語が話せるというようなことではありません。
人の話をしっかりと聞き、その内容を把握して、自分の仕事と合わせて考えて、その中で全員が納得するような提案が出来たりする能力です。単に話が出来るということではなく、仕事を円滑に進めることが出来る能力として、今の仕事では欠かすことができない能力といってもいいでしょう。
これは単に日常的な話し上手や聞き上手というのではなく、仕事を円滑に進めていく能力です。この能力次第で仕事の出来が大きく変わることもあります。