あなたは就職活動をどんな気持ちで行いますか?
いい就活をするためには何よりも心構えが大事です。
まず最初に考えなければならないのが、自分は一体何のために働くかということです。
残念ながら多くの職業従事者は、自分が一体何のために働いているのかという点についてよくわからず仕事を続けています。仕事で失敗したり、休みもろくにとれず朝から晩まで働き続けると、こういった根本的な問題について悩んだりします。
ときにはモチベーションの低さがうつのような症状を引き起こすでしょう。
つらいことが多い仕事で自分を見失わないためには、就活の先にある人生で自分がどこに向かいたいのか、ぼんやりとでも見いだす必要があります。
他人ウケを気にした理由ではなく、本心から納得できる目的を見つけるのです。
明日食べていくお金のためという理由も当然ですが、お金お金となってしまうとよほど金欲が強くなければどうしても虚しさを感じます。
就活で結果が出やすい心構えは比較的簡単に作れます。心構えというよりはカスタマイズです。
仕事につけなければ意味がないですから、自分自身を就活向けにカスタマイズするのは間違いではありません。
しかし内定の先で直面する働く意味、さらにいえば生きる意味に、装った自分で太刀打ちすることは困難です。
よくある面接のアドバイスなどは、相手によく見せるためのテクニックに過ぎません。
その後の人生で悩んだ時に、面接の決まり文句を心の中でつぶやいたところで何も感じないでしょう。本当はそんなこと思ってないからです。
あなたはこれまで悩むたびに人の言葉による助けを受けてきませんでしたか?
自分で答えを見つけるのが難しかったり、あるいは自分を正当化させるとき、都合のいい文章をネットなどで調べたりするでしょう。
あの有名人はこんな考えを持っている、なるほどとその時は思ったりします。
では、結局その後のモチベーションはアップましたか?
もし大して変わらない自分がいるなら、本来の生きるモチベーションを上げる目的を、あなた自身で見つけるしかないのです。