就活面接前に「ブラック企業」か見分ける方法!!

面接

こんにちは

「早くてキレイで評判の」スタジオ728心斎橋本店です。

さて今回は、皆様が大変気になる「ブラック企業」について

ご紹介いたしますが、その前に、まずは最近よく耳にするようになった

「ホワイト企業」についてお話しいたします。

「ホワイト企業」とは、入社人数に対して離職率が少ない企業の事を指し

例えば2013年に50人入社して、3年後に50人全員在職していれば

離職率0%となります。

ですので、離職率が少ない→職場環境が良い→優良企業→ホワイト企業となるのです。


では本題の「ブラック企業」とは、どういった定義があるのでしょうか?

厚生労働省によると「ブラック企業」の定義を決めているわけではなく

呼び方も「若者の「使い捨て」が疑われる企業等」と表現しています。


一般的には

〇労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す

〇 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い

〇 このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

という状況の企業を指しています。


確実にブラック企業を見抜くには、実際に入社してみれば一番

わかりますが、それでは遅いので、事前に見抜く方法をご紹介いたします。


まず企業情報を調べる上で、企業HPは誰もが確認するはずです。

一番気になるのは「初任給」だと思いますが、ブラック企業を見抜く

情報としては、あまり参考になりません。

確認するポイントは「休日休暇」が重要になってきます。

見た目の給与が多くても、休日が少なく、頑張りすぎて体を壊しては

意味がありません。

とあるホワイト企業ランキング1位の企業を見てみると

「年間休日124日、年次有給休暇20日」と待遇が非常によく

優良企業の特徴が見えてきます。

では、ブラック企業の年間休日はというと「年間休日105日」と

なっている事が多く、さらに「週休2日制」「夏期、年末年始、慶弔休暇」

との記載はあっても、具体的に「何日」と書いていないのが多いです。


では何故「年間休日105日」が多いのでしょうか?

労働基準法の規定によると

〇使用者は、原則として、1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけません。

※厚生労働省HP内容抜粋

という事に決まっているので、1日8時間労働、週5日出勤で40時間

1年間は52週と1日ですので(52週×2日+1日=105日)となります。

ですので、105日が最低限必要になる日数なのですが、この105日に

プラス長期休暇(夏季、冬季、有給)があるわけではなく、この中に

含まれていますので、年間で19日、定年まで38年努めたとすると

722日×8時間=11552時間以上多く働く事になります。

ですので、いかに休日が重要かと言う事がご理解いただけたと思います。

では、もう一つブラック企業を見分けるポイントをご紹介いたします。

ブラック企業の特徴として「過酷な労働」「パワハラ」「ノルマ」など

労働条件が厳しく、せっかく入社してもすぐに退職せざる負えない

状況になる事が多く、企業側も従業員が不足してしまう事になります。

そのような場合、2パターンあるのですが

①残った従業員のみで、不足人員をカバーする企業

②従業員補充の為、頻繁に求人広告が掲載されている企業

と言う事で、①の場合は、そもそも求人募集がされていない可能性が

高いので、気にする必要はないのですが、重要なのは②です。

「ホワイト企業」の場合は、春に必要な人材を採用して、早期退職される

事がほとんどなく、追加で募集する必要が無いので求人は春に限定

されますが「ブラック企業」場合、春に入社した新入社員が数日

長くても3ヶ月たたずに退職するケースが多いようです。

ですので、季節を問わず少人数を頻繁に求人募集している企業は

要注意と言えます。

「ブラック企業」を完全に見抜く事は大変難しい事ですが

リスクを減らす事は可能です。

企業のネームバリューだけにこだわらず、本番前に実際に企業を訪れ

従業員が元気に働いているか見に行ったり

電話をかけて対応の良さを判断したり、友人、知人に評判を聞いてみたり

事前に出来る事は多々あります。

一か八かのギャンブルに頼らず、1社目が「人生最高の出会い」に

なるよう、眼力を身につけましょう。