ビザ申請の写真撮影のご注意点

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皆様、こんにちは。

レモン社新宿店です。



本日はビザ申請の際に必要になる証明写真につきまして、撮影時のご注意点などご説明いたします。


【ビザが必要か?】

そもそも訪問される国でビザが必要かどうか。

スミマセン、各国の大使館にてご確認ください・・・。

それだけではなんですので、日本国籍の方のビザ(査証)の必要・不要な国についていくつか記載しておきます。

※日本国籍で一般旅券を所持されている方の条件です。

※規定が変更される場合があります。渡航前にご自身で大使館へ御確認ください。

(2017年10月現在)






まずは最近増加傾向のインド。





事前にビザ取得が必要。※観光のみ条件付きで現地取得可能


続いて中国





15日以内の滞在はビザ不要。


最後にアメリカ(スミマセン、国旗画像が見切れています)




事前にビザ取得が必要。

※90日以内の観光、短期商用、通過目的の滞在は査証免除プログラムあり( ESTA登録が必要)



【ビザ申請時の写真撮影での注意点】


①写真のサイズ

写真のサイズ(縦・横)、規定(顔の比率など)は各国異なります。

必ず事前にご確認ください。

※上記の国ですと(2017年10月現在)

 インド5cm×5cm

 中国4.8cm×3.3cm

 アメリカ2inch×2inch(1inch=25.4mm) ※5.1cm×5.1cmでお作りしております。


②背景色

各国でなんらかの色が指定されているケースがほとんどです。

指定された正しい背景色での撮影が不可欠です。

また、白無地の指定の国が多いですが、影が背景に入っていると不受理になるケースがございます。







③服装

背景色が白の場合、白系統の服装ですと背景と同化してしまい境界線が不明瞭となってしまいます。こちらも不適切な写真と取られるケースがございます。

また、一部の国では襟付きのシャツを着用、ノースリーブ等不可、装飾品不可(ネックレス、ピアス、イヤリング、スカーフ等)などございますので事前にご確認ください。

また、インドではかぶり物は、宗教的理由がある場合を除いて不可です。


④顔の向き、表情等

必ず正面を向き、肩から上が写った写真のご用意が必要です。

また、口角が上がるなど笑顔のお写真も不適当なお写真と取られる場合がございます。

中心からずれている、顔が横向きになっているなども同様です。

下記写真などは確実に不受理です(笑






⑤撮影時期

申請日より3ヶ月以内、6ヵ月以内など規定がございます。

規定に沿ったお写真をご用意する必要がございます。


⑥写真の印画紙(フィルムなど)について

写真専用紙に印刷されている必要があります。

コピー用紙、OA用紙は不可、ポラロイド写真も不可のケースが多いです。

また一部の国を除き白黒写真も不可です。


⑦眼鏡の着用について

アメリカ、イラン、サウジアラビア等、眼鏡を着用した写真が不可の国がございます。

眼鏡の着用がOKな国でも、サングラスは不可です。

また、眼鏡のフレームが太い場合にも不適当な写真、と取られる場合があるようです。


ストロボなど証明の光が眼鏡に反射していると不適当な写真と取られます。

眼鏡を着けたまま撮影する際はフレームが目にかからないようにお気を付け下さい。

※ブルーライトカット眼鏡は青い光が非常に強く反射されますので、ビザの撮影には適しておりません。眼鏡を着用しての写真撮影をご希望の場合は、通常の眼鏡をご用意ください。







⑧オンライン申請時の画像についての注意点

現在のデジタルカメラにて撮影した画像データの殆どには Exif(イグジフ)というデータが記録されています。


これには画像データの他に、カメラの機種名・撮影日・シャッター速度・絞り値・ISO(イソ)感度など各種撮影データが記録されており、

『少しデータだけど、顔もほとんど変わってないから大丈夫よね?』

などと古い画像データを使用するとすぐにばれてしまい、不受理となるケースがございます。

特にオンライン申請の際には十分にご注意ください。



【最後に】

昨今ビザ申請における写真の規定はどんどん厳しくなる傾向が続いております。

規定に沿った写真でない場合、ビザ申請は受理されず、正しい写真に撮り直したうえで再申請となります。


その他ご不明な点がございましたら当店スタッフまでお問い合わせ下さい。