みなさんこんにちは、スタジオ728新宿店です。
今回は、エントリーシートの印象を少し変えられる写真の撮り方について、少し御目を拝借いたします。
就活とは切って話せないエントリーシート。
履歴書とは違い、企業からの設問に答える必要がありますね。
経歴よりも、人となりをより深く見ようとするこのエントリーシート、実は写真もその精査に一役買っているんです。
といっても、それをどのくらい注視するかについては企業ごとの基準が存在すると思われますので、あくまでも参考までにお留め置きいただければ幸いです。
まず、個々の写真の中で違いを出すことができるのはどの部分でしょうか。
サイズは先方より指定があり、揃えなければならない部分になります。
顔の大きさは、写真に写っているのが本人とわかる大きさである必要があるので、小さすぎても、大きすぎてもいけません。
必然的に、おおよそ揃ったものが並びます。
それでは、それ以外の部分。
大きく分けると【背景】・【服装】・【表情】です。
それでは、この三点を順番に見ていきましょう。
その企業にベストな選択肢を選び取るお手伝いができれば幸いです。
1.背景
一般的に、就活証明写真では「無背景」にて写真を撮影します。
これは「色がない」という意味ではなく、「背景に何もない」という意味です。
ビザやパスポートの規定と同じ、写真の中に本人以外の何ものも存在しない事が重要です。
本人以外に何か存在している写真は、どれが本人なのかまず判別する必要があるのと、柄背景やスナップ写真では本人の印象が薄れてしまう可能性がありますから、確認証明に適しているとは言い難いでしょう。
しかし、単一色背景であれば色に指定はありません。
多いのは白背景ですが、他にも水色やグレーなどの背景もあります。
色背景の場合は、薄めの色が綺麗に見えます。
肌色が明るい人は色付きの背景で少しトーンを変えるといいかもしれません。
2.服装
服装、といっても、アパレルなど私服の指定がない場合はスーツで撮影をします。
就活にあたり、皆さまもスーツをご準備されたのではないかと思います。
人の体系は身長を同じくしても肩幅や体の厚み、首回りに差がありますので、借り物よりも、実際に着用されるものでの撮影をお勧めいたします。
同じようなスーツのどこで差を出すのか。
それは、「着方」になります。
男性であれば、ネクタイの色や曲がり。
ネクタイは、ジャケットの色に合わせてもいいですし、企業のイメージカラー、自分のパーソナルカラーなどに合わせたものでもいいでしょう。
そしてそのネクタイを、第1ボタンが隠れるほどぴしりと上まで締めましょう。
写真は小さいですが、シャツとネクタイの隙間は思ったより目立ちます。
結び方のお勧めはウィンザーノット。シンメトリーに構成されるノットが綺麗に見えます。
女性であれば、シャツの襟。
ネクタイ着用を想定されていない女性のシャツは、スタンダードなタイプの他に、スキッパータイプの開襟シャツがあります。
スタンダードタイプのシャツはより誠実に、スキッパータイプはより溌剌と見えます。
業種や職種によって合わせたものを着用してみてください。
スキッパータイプを着用される際は、シャツの根元、ボタンの縦列が鼻筋と直線になるようにすると綺麗です。
男女ともに、スタンダードのシャツは首回りに大きく隙間ができないようなものをお選びくださいね。
3.表情
最後は表情。
エアラインやマスコミの写真においては、歯を見せた笑顔を求められる事があります。
それ以外の業種では基本、口を閉じての撮影になります。
口角の上がりや、目の開きで表情は大きく変わって見えます。
例えば、目力を入れ、口元を引き締めれば真面目そうな顔つきに。
同じ目の開きでも、口角をあげて微笑めば溌剌とした印象に。
目元の力も自然に抜いて、口角をあげれば柔らかい雰囲気に。
自己PRに合わせた表情にすると、見せたい自分をよりはっきりとさせることができます。
顔面積も表情作りに一役買っていますので、より明るく見せたいのであれば、額が見えるくらいの短さにするか、分け目を作って流すことをお勧めします。
口角は対象に持ち上げるのが実はわりと難しいので、一度ご自宅の鏡などで確認してみてください。
さて、ここまでいつものようにつらつらと文章を並べてしまいましたが。
いつも文章が長くてすみません。
当店では背景色の選択、表情、姿勢のアドバイス、ヘアメイクもご予約が可能です。
些細ですが皆様のお役に立てることを心待ちにしております。
ご予約はどうぞこちらから。
スタジオ728新宿店でした。