中国への渡航について、2023年11月時点で日本国民に対する中国短期滞在(15日以内)のビザ免除措置を一時停止しています。
その為、仕事で2日だけ中国へ。といった場合でもの出張の際は基本的に中国ビザ申請を事前に済ませることが前提になります。
また、現在は商用ビザしか取り扱ってないみたいな噂もチラホラ聞きます。
色々と条件が厳しい中国ビザ、お仕事で行かれる方はなるべくすんなり申請したいのが本音ですよね。
今回は、そんな中国ビザのお話です。
※中国ビザ申請の手続きに対するご不明点につきまして、実際の申請内容によっては提出書類が異なる場合もございます。ご不明点等がございましたら、中国ビザ申請センターに直接、お問合せいただきますようお願いいたします。
中国ビザ申請用写真の規格
中国ビザの申請用の写真は以下の通り。
基本的な所は各国ビザやパスポートと同じです。
眼鏡についてはフレームの細いものであれば大丈夫と記載がありますが、眼鏡は完全に外した方が良いです。
問題は顔のサイズ。
プリントの場合は縦48mm x 横33mm。
天辺から頭頂部まで3~5mm開けて、顔の縦幅は28mm~33m。
顎から下は7mm以上開けなければなりません。
さらに、顔の幅も決まっていて、15mm~22mm
データの場合は縦472~560pxで横が354~420px。
顔の幅は191px~251px。
黒目中心から下が256px。
さらにファイルサイズが40kb~120kb。
もちろん、スタジオ728であれば顔のサイズ、つまり、天辺から頭頂部までが何ミリとか、顎から底辺までが何ミリとか、そういう調整は全て問題なく出来ますのでご安心ください。
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また、料金も前述のプリント4枚とデータであれば3080円(2023年11月現在)でお渡し可能です!
お仕事で急な出張が入ったからすぐに写真が必要と言った方でも、リーズナブルに、その場で写真が手に入ります。
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色々と厳しい中国ビザですが、全国のスタジオ728で中国ビザ申請に対応した写真の撮影が可能です!
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九州は博多マルイ・天神・小倉・府内・鹿児島天文館の5店舗と、
全国各地で中国ビザ申請用の写真の撮影ができます。
また、中国ビザの申請自体は、中国ビザ申請センター(東京・名古屋・大阪)と、札幌・新潟・福岡・長﨑の領事館で行っているそうです。東京や名古屋、大阪の大使館・領事館での申請が受け付けていない…と言う事らしいです(本記事執筆時点)
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執筆スタッフから見た中国ビザ
タイトルの伏線を回収した所で、写真館スタッフから見た中国ビザについてお話したいと思います。
まず、中国ビザについて不明点がたくさんあり、中国ビザセンターに実際に問い合わせてみようと思いました。
中国ビザ申請センター東京に電話すると、まず自動音声案内が始まります。
で、途中で内容によって〇番を押してください。みたいになるので押すじゃないですか。しばらく案内続いたと思ったら、突然電話が切れます。自動音声を最後まで聞けませんでした。
ちなみに、自動音声の途中で電話が切れる事3回。4回目に掛け直した時には「発信先にはお客様の電話と接続できる機器が無い」みたいなアナウンスが流れて強制終了になりました。
時間をおいてかけ直したら繋がりましたが、また途中で強制終了になったので、もう電話での問い合わせは諦めました。
沢山の方が中国ビザの申請についてのブログを書いているので、細かくはネットで検索して頂ければと思いますが、素人が一発で通すの無理ゲーレベルで難しいと思われます。
そもそも、商用ビザだとビザ申請の書類の欄に、前職の年収・前職の上司の名前と連絡先・前職の役職とか書かされるそうです。
個人情報の筒抜けが凄い。
他にも「え?こんな所まで書くの?」みたいな欄がたくさんあるらしく、そもそもその辺の書類を中国ビザ申請センターに電話問い合わせせずに用意できるの?って言う風に思います。
おそらく仕事関係で行く方は代理店を使ってる可能性が高いと思いますが、マジで代理店とズブズブなんじゃないかレベルで疑われても仕方ないからな!って個人的には思います。
さて、今回のブログでは中国ビザの写真は任せてください!みたいなトーンで書いてます。
が、正直に言うと我々は中国ビザの事で分からない事だらけです。。
なぜ分からないか。と言うと、情報が無いんです。
先ほど、中国ビザの申請の規格についての画像がありましたよね?
これです。一番下の部分良く見てください。2016年版です。
2023年現在で7年前の資料です。勿論、7年前から情報がアップデートされてなければ問題はないんですが…。
2022年の12月1日に中国ビザの要件が厳格化されたという情報がネットには出てます。
以下が錯綜する情報の中で、追加・変更・更新等があった部分をまとめたものになります。
・メガネの着用不可
・前髪で額が隠れた写真は不可
→額が80%程度見えるように整髪料など使用して前髪を固定してください。
→髪が長い方は両耳が見えるようにして撮影してください。
・背景は白で無背景(グレーやオフホワイトは不可)
・正面前向きで目を開け、口を閉じ、耳・眉毛が見える状態(髪が眉や耳にかかっているものは不可)
・顔周りに装飾品(ピアス、ネックレス、帽子、スカーフ等)はつけない
この辺りがネットの海に出てる情報で、噂レベルだけど現実的に弾かれたよ。みたいな話で言うと
・眉毛ブリーチ等、意図的に退色させているのはNG。
・眉マスカラ等色を乗せてるのもNG
・髪が長い人は耳を見せる。ではなく、そもそも物理的に両耳が見えてないとNG
・青背景の中国ビザの写真が存在するらしい
・背景だけでなく、サイズが違うものも有るらしい
等が有ります。
さて、この2022年の厳格化と有りますが、実はこのソースが見つかっておりません。
中国ビザセンターのWEBサイトの中に、写真の規格について書いてある所を探してみました。
↓中国ビザセンター東京のWEBサイトの画像
↑の画像の通り、公式からチェックできます。
しかし、公式の規格は2016年と変わっていません。
上記WEBサイトから進めていくと、オンライン申請が出来る様なのですが、どれだけ頑張ってもオンラインで弾かれるケースもあります。
その場合、ビザセンター職員等による人力審査だと通るケースもあるそうです。
例えば、障害などによりどうしても規定に沿った撮影が出来ない場合や、顔の構造上耳が見えない方等など場合は人の手による審査でチェックするそうです。
ただ、この辺りはネットの記事を読み漁って「おそらくそうだろう」と言う理解をしているので、個別のケースについては中国ビザセンターに個人でお問い合わせしていただければ。
…とはいえ、問い合わせようにも電話繋がらないんですけど…涙
規定に書いてないのに写真が弾かれた写真
先ほど2022年に厳格化されたという話をしました。
しかし、情報のソースはどこにも見つかりません。
ただ、やはり厳格化されている。と言う前提で撮影をした方が良さそうです。
何も言わず以下の写真を見てみてください。
まず、この二枚ですが、片方は写真が通り、片方は写真が弾かれました。
どちらがダメだったかお分かりになるでしょうか?
正解は、左の写真のお子様がNGでした。
理由は前髪。
前髪!?
どうやら左のお子様はオデコが隠れすぎている。と言う判断を下されたそうです。
確かに比べると長いですが、眉毛が隠れてる訳ではないし、輪郭もハッキリしているので問題なそうに感じます。
が、中国的にはNGだったみたいです。
なお、ダメだったお子様は別日にご来店され、今度はジェルで髪の毛ガッチガチに分けて無事に申請に通りました。
画像が手元に無いので、引用で失礼します。が、以前撮影したお客様で、この人の様な前髪で弾かれた方もいます。
理由はオデコが隠れてるから…。と。
この方も翌日再来店して頂き、無理やりジェルで前髪を持ち上げて撮影し、無事に申請が通りました。
引用:ホットペッパービューティー blast
また、中国にお住いの方のブログで現地でビザ更新をされた方の記事ですが
引用:ぱきらの中国(河南省開封)生活
もみあげが引っかかってNGだそうです。
ちなみに、ビザ申請なので写真の要件は基本的に同じと思われます。
でも、開封市が厳しいと書いてあるので、おそらく担当者レベルで変わってくるんじゃないかと思われます。
他にも、お客様から聞いたり、過去の経験から推測される部分、ネットから調べられる情報から推測すると
〇首がちゃんと写ってないとダメ
〇裸の露出が激しい服はダメ
〇鼻の穴が見えてないとダメ
〇両耳が見えてないとダメ
〇写真が明るすぎるとダメ(何故かほんのり、ちょっと暗いかも?くらいにすると通るケースがあるんです…。)
などもあります。
中国ビザの規定上、上目遣いがダメなので鼻の穴が見える。と言うのと、首が写ってるのは関連して来る部分かと思います。
難しいのは、両耳が見えてないとダメ。の部分ですかね。
人によっては目や鼻の中心に合わせると片耳が隠れやすい人とかもいたりします。
髪の毛の長さ的にも耳にギリギリ掛ける事が出来ないからどうしても隠れやすい。みたいな人も…。
その場合はAI判定だと落とされるので、人の目による申請の処理をしなければならないそうです。
中には、耳の裏にティッシュを挟んで無理やり耳を立ち上げた人も居るとかなんとか…。
さて、こんな分からない事だらけの中国ビザの申請。ちゃんと準備しても書類不備などで弾かれることもあるそうなので、写真だけでも早く(できれば安く)手に入れたいですよね。
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