こんにちは。
最近撮影の際に
「眼鏡はかけたままでいいんですか?」
と聞かれることがたびたびありましたのでケースに応じてお答えいたします。
1、就活
かけたままでOKです。但し、業種によってはNGです。
履歴書の写真は、実際に面接に来た人と同一人物か確認するために使用する意味合いもありますので、基本的には履歴書の写真と面接時のメガネの有無および、眼鏡そのものは合わせておく方が好ましいです。
写真撮影はコンタクトで行ったが、当日具合が悪くなり眼鏡を使用するという場合は、面接の最初に申告しておけば問題ないでしょう。
NGとなる場合は、客室乗務員などで日系の航空会社の場合は乗務中の眼鏡の使用は禁止されており、コンタクトでの視力矯正が条件とされています。
次に形状ですが、
1、ウェリントン
->上下の幅が広く角のないフレームで顔の輪郭の形を選ばない万能的な
フレームです
2、ブロウ
->形状はウェリントンと同じですが下部にフレームがないもので、ウェ
リントンよりシャープに見えるフレームです。
3、スクエア
->丸みを排除した直線的なフレームの分だけブロウより更にシャープに
見えるフレームです。
4、オーバル
->女性が眼鏡の種類に迷ったらオーバルがオススメです。
天地幅が狭く横に長く優しい印象を与えやすくなります。
5、ハーフリム
->上部のみにリム(ふち、へり)があり眼鏡が存在を自己主張し過ぎない
ので、普段コンタクトで目の調子が悪く面接時に眼鏡を掛けなければ
いけない状況に陥ったときにオススメです。
他にもフレームの種類はありますが、銀座店のオススメは上記5フレームになります。
どのフレームが何番のフレームなのか、ご存知でしょうか?
2、パスポート・ビザなど
かけたままで問題ありませんが、反射などにより外していただく場合もございます。
撮影中眼鏡がずれて目にかかっている場合は撮りなおしになりますし、ストロボの反射が目の部分にかかっている場合も撮りなおしになることがございます。
ブルーライトカットの眼鏡については、青系の光を思いきり反射しますのでパスポートセンターでNGになる可能性が高いです。
出入国審査の際に目の色は重要な識別ポイントとなるそうですので、ブルーライトカットの眼鏡は外しての撮影が望ましいでしょう。
またアメリカビザ(DS-160)は眼鏡着用が禁止となっております。予め、ご了承下さい。
3、最後に
眼鏡は昭和の時代はガリ勉・教育ママの象徴的存在でした。
それが今は自己表現の一部で、素材も様々なものが使用されています。
就活活動において眼鏡で採用の可否が左右されることはないと存じますが、協調性を重んじる企業が増えてきていますので、奇抜なものは避けられた方がいいと思います。オンとオフの切り替えを行うということです。
花粉対策でコンタクトではなく眼鏡を仕方なく掛ける場合、くどいようですが上記の5フレームからお選び頂くと無難かと存じます。
以上です。
担当:いりえ