少しずつですが「春」を感じることが私の周りでも増えてきました今日この頃。
気候的なこともわかりやすい理由としては挙げられますが・・・
実は私、仕事はカメラマンですがプライベートでは
ママさんバレーボールの監督をしています。
練習場所は、地元の小学校の体育館をお貸りしていますが毎年この時期になると
とある問題!?が勃発します。それは・・・
「体育館で練習が出来ない!!」ということ。
理由はズバリ「卒業式&入学式」の為であり、当然体育館は使用出来なくなる
わけです。体育館はシート貼りされて、たくさんのイスが並ぶなど
練習出来る状態ではなくなります。
春の大会前ということもあり、練習場所の確保に奔走する事態となります。
なので、私は毎年一足先に「春」を感じています。
同時に、この時期になると自分の卒業アルバムを引っ張り出して振り返る時間があります。
「若いなぁ~」とか「今みんなどうしてるかなぁ~」と思ってみたり・・・
ですが、撮影の仕事を始めてからは特に、何か「物足りなさ」を感じずにはいられないんですよね。
「何で?」と理由を考えてみるとそれは、自分や家族との「記念写真」が1枚もなかったんです・・・
卒業式が終わった後に、体育館や運動場で友達や先生との「記念撮影的」な
写真は残っています。当時はスマホなんてものはなく、レンズ付きフイルムで
撮影ました。
もちろん、今でもそのような写真も卒業アルバムも貴重であり大切な宝物ですがやっぱり自分自身と、家族との記念写真はキレイに「記念撮影らしく」
撮っておくべきだったなぁと未だに親子で「あの時撮ってたら良かったなあ・・・」と後悔しています。
おそらく、こんな思いをするのは私だけではないと思います。
記憶だけではなく、写真という「形」にして残しておくこと。
残しておくべきは「成長過程」や「思い出」であり、それは自分自身と
家族としても同様に言えることではないでしょうか?
1人でも多くの学生様とそのご家族様には、出来ることなら
そういう後悔をしないような卒業式を迎えて頂きたいと
心から願うばかりです。