大卒採用試験でSPIが鍵を握る!

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今回は就活をテーマにいたしまして、さっそくですが、今年から就活をはじめる学生の方はSPIをご存じでしょうか?おそらく一度は聞いたことあるはず。就活を経験した先輩から、電車の中で勉強する就活生が読んでる問題集、等々。


中には、SPIを受けるのは大企業くらいでないの?と思ってあまり興味ない方もみえるかと思います。

しかし、現在多くの中小企業でもSPIを採用試験に取り入れられています。面接前の採用試験で企業独自の試験と併用し、より企業に適した人材であるか判断するために使用されたりと、重要な役割を担っています。

受験対策は万全に越したことはありませんが、中学卒業レベルの知識で解ける問題が多いため専門的な知識は必要ないですが、問題の傾向や自分が今どれくらいできるのかを把握することが大切です。 

そこで、SPIとはどういった形式の試験なのかをご説明いたします。

 

SPIとは、株式会社リクルートキャリアが開発した、企業が社員採用の際に就職活動中の受験者の能力を測るための適性試験です。

適性検査と能力検査の二つがあり、それぞれ性格、学力を判断するためのテストです。

受験形式は以下の四種類です。

・専用会場のパソコンで受検するテストセンター

・自宅などのパソコンで受検する Webテスティング

・企業の会議室などに赴いて企業のパソコンで受検するインハウスCBT

・企業が用意した会場で、マークシートで受検するペーパーテスティング 

 

テストセンターとは

テストセンターとは、主に採用試験を行う企業とは別の会場で適性検査『SPI3』を受検する方法です。
会場は株式会社リクルートキャリアが運営しており、全国主要7都市(ピーク時期には全国47都道府県)に設置されています。

テストセンターで受ける場合は、応募先企業が指定する受検期間の中から都合の良い日程・会場を予約し、受検します。企業によってどの検査を受検することになるのかは、原則、受検案内のメールからテストセンターのページにログインするとわかります。

また、過去1年以内にテストセンターを受検した経験があれば、最後に受検した結果を別の企業に送信することもできます。

 

主な対策

適性検査は、自身の性格をなるべく正確に答えることがベストです。

模範解答通りにしても後々企業側にわかってしまう恐れがあり、入社してから社内の雰囲気に合わず、精神的につらくなる可能性もなるので、あくまで長所を過大評価する程度にとどめましょう。

能力検査は、簡単な数学問題や読解力などが試されます。

SPIは過去問からの出題が多いので、練習として適当な企業で受験しておいて、問題の傾向や形式を予習しておいてから志望企業の試験で再度受けて高得点を狙うのも一つの手段です。

また、パソコンで受ける場合は全体の制限時間の他、一問一問に制限時間があります。あらかじめ選択肢にチェックを打ってから問題を解き、わからなくても回答することが大事です。

SPIもですが、何事も慣れが肝心です。自信をもって余裕を作っておくと就活の強みになると思います。準備をしっかりやっておけば内定への道も広くなるはず!

今回はSPIの重要性についてでした。それではまた次回!