スタジオ728あべの店です!
就活生の皆様、
これからさまざまな場面で、
「まずは自己分析から始めよう!」と言われることでしょう。
しかし、中には「なんで自己分析をしなくちゃいけないの?」
と考える人も多いはず。
そんな素朴な疑問に答えるために、
今回はなぜ自己分析をしたほうがいいのかを簡単に説明します^^
就職するには、まず皆さんが
志望する企業に「入りたい!」と手を挙げ、
次に企業が実施する採用試験を受けて合格することが必要です。
しかし企業は希望者すべてを採用するわけではなく、
「どんな人か」を知った上で合否を決めます。
そのため、皆さんが志望企業に向けて
自分は「どんな人か」をきちんと説明するために、
学生時代を振り返る自己分析が必要になってきます。
選考のためのエントリーシートや面接で
「自己PR」「学生時代に打ち込んだこと」などを質問されるのは、
皆さまが「どんな人か」を知るためなのです。
≪面接での一例です・・・≫
面接官 「それでは、最初に3分差し上げますので、自己PRをお願いします。」
就活生Aさん「はい。私はよく旅行に行くのですが、1人でも国内や海外の旅行に行っています。
いろいろな所に行って、いろいろなことを学びたいと思い、
1年生の頃から旅行に出かけるようになりました。
知らない土地では、道が分からなくなったりしたとき
周りの人に聞くことによって、自分の好奇心を満たすことができました。
例えば、京都に行ったときには、自分の好きなお寺を見るためだけに行くなど、積極的に行動しています。
面接官「旅行でいろんなところに行っているようですが、国内で一番印象に残ったのはどこですか?」
就活生Aさん「京都が印象に残っています。」
面接官「具体的には京都のどんなところが印象に残っていますか?」
就活生Aさん「清水寺が印象に残っていて、今までに3度訪れました。」
面接官「なぜ清水寺ですか? どんなところに魅力を感じるのでしょうか?」
就活生Aさん「お寺などはすごい複雑な構成で作られているとか……うーん、そういったところです。」
面接官「もう少し詳しく。。。」
就活生Aさん「・・・・・。」
自己PRをしたはずが、かなりつっこまれる質問責めに
なってしまっていますね。。。。
そのAさんの自己PRについて、は「どんなところ」「どのように」「詳しく」など詳細な説明を求めています。
そして、Aさんはその「どんなところ?」に対して、だんだん答えることができなくなってしまっています。
実際に企業での面接においても、
このように具体的な回答を求める、
突っ込んだ質問をされることはよくあることのようです。
では、なぜAさんはこんな突っ込んだ質問をされてしまったのでしょうか?
そして、Aさんがだんだん回答できなくなっていったのは、なぜだろうか?
ここに、自己分析をする理由が隠されています。
企業が採用の選考で「自己PRをしてください」と聞く背景には、
「あなたがどんな学生生活を送ってきたのか説明してください。
さらに、その中で、あなたらしさ(長所・強み)が分かるような経験があれば話してください」
という意図があります。
その質問に対して具体的に、
つまり、あなたが生き生きと学生生活を過ごしている光景が
面接担当者の頭に浮かぶように話すことが望まれる。
具体的な内容として、力を入れて勉強した科目、ゼミでの研究、サークル活動、アルバイトなどでの出来事をあげ、
それらの経験を通して“自分自身” を説明しましょう。
そこで次のポイントを押さえながら具体的に話してみましょう。
①何を経験し
②そこで何が起こり
③どう考え
④どのように行動し
⑤結果はどうなり
⑥自分は何を学んだか
過去のエピソードなどから
この6ポイントで自分にはどんな特徴、強み、長所、能力などがあるか
を話すための準備をするのが自己分析。
より具体的に話すことで、面接担当者は納得しながら、
あなた自身をイメージすることができるはずです。
自己分析をした方がいい理由は
あなた自身を説明するために必要なのです。