「証明写真撮ったらブスすぎて萎える」
「証明写真で盛るとか無理!」
「証明写真っていつ撮ってもブスに写る」
こんな経験はありませんか?
学校や仕事、パスポートなど、様々な場面で必要になるのに、なぜか証明写真を撮ると普段とは違う自分が写ってしまい、ブスに見えてしまうという人も多いかもしれません。
それに証明写真機で撮影しても900円ほどしますし、そこそこ高いのに盛れないなんてつらいですよね。
そもそも証明写真がブスに写ってしまう理由について考えたことはありますか?
1.証明写真がブスに写ってしまう理由
■自分の好きな角度やポーズができない
■撮影機材や照明のせい
■髪型や服装が地味
■表情が固い
■普段のメイクではなく就活メイクを意識してメイクする
■自分にあった丁寧なスキンケアを徹底する
■ベースメイクをしっかり行う
■目元を強調する
■眉毛を整える
■口元は明るく
■パウダーを使って仕上げる
1.証明写真がブスに写ってしまう理由
□自分の好きな角度やポーズができない
盛れる角度なんて許されないのが証明写真…
普段からスマホアプリで自撮りをする方なら
「この角度なら盛れる!」っていう角度や、光の使い方を熟知しているかと思います。
証明写真は真正面からの写りですし、コンプレックスを隠そうとしても隠せない、ありのままを撮影することになるので盛れない要因の1つです。
□撮影機材や照明のせい
本来はこのような機材やレフ板で光の方向を駆使して撮影する
証明写真は、多くの場合は証明写真機で撮影するかと思いますが、実は撮影機材や照明が充分でないことが写りに影響しているんです…。
明るさが足りずに顔が暗くなってしまったり、光の当たり具合が悪く陰影ができてしまったりすると、顔の形や肌の質感が変わってしまい、ブスに見えてしまう可能性があります。
とくにスマホアプリで撮影する写真は顔の凹凸がくっきり出ず、ボカしてくれるのですが、証明写真機で撮ると光が固いせいでくっきりと影が出てしまい、あまり強調してほしくない顔の輪郭やほうれい線、目の下のクマや口元の陰影が出やすくなってしまうのです。
□髪型や服装が地味
誠実な印象になる青のネクタイか、情熱的に見える赤のネクタイか…
証明写真を撮影する時って決まって履歴書や、身分を証明する時に限るかと思います。
そういった証明写真の場合は印象が悪くならないように、髪型や服装もちょっとかしこまったものになりがちですよね。
ピアスやアクセサリーもつけられない、好きな服も着れないというところから、なんとなく事務的な写真になってしまうため、仕上がりに満足いかないなんてことも…。
また普段ならハイライトを意識したメイクで盛れている箇所も証明写真を撮る場面ではなかなか自分が好きなメイクができずに暗く写ってしまう…というパターンも。
逆のパターンで白浮きしてしまうこともありますよね。
□表情が固い
口角も下がっていて、なんだか疲れているように見える…?
証明写真に写る表情は満面の笑みではなく、多少口角が上がっているくらいの真面目な表情がほとんどかと思います。
できるだけ盛れるように表情筋を作る人もいるので、普段見ている顔と印象が違って見えてしまうのも盛れない原因の1つです。
ここまで散々盛れない証明写真について書きましたが、完璧に盛れていて可愛く・美人に写っているからといって合否には関係ないので安心してほしいです。より清潔感があって、好印象な写真が好まれるということと、提出する先の方がどういった印象を抱くかがポイントになります。
とはいえ、どうせ写真を撮るならたとえ証明写真でもできるだけ盛りたいとお考えの方もいるかと思います。
これまでたくさんの証明写真を撮影し、見てきた私が、証明写真をできるだけ盛る方法を伝授します!
まず前提として、街中にある証明写真機を使って手短に撮影する方は多いかと思います。できるだけ早く、学校帰りや仕事帰りにサクッと撮影して仕上がった写真を受け取りたいので利用される方も多いですが、実は証明写真機で撮影した証明写真ほど盛れなかったりします。
証明写真機、人が1人やっと座れるくらいのスペースで、あの箱の中に設定された照明が光り、枠に顔をできるだけ合わせて撮影しますが、プロのカメラマンがいる写真館やスタジオで撮影するとまず機材や空間が違います。
どう違うかと言うと…
写真は光を回して撮影し、より的確な光を上半身に当てることで綺麗な一瞬を撮影することができます。また、姿勢指導や表情指導があることで、顎を引く、普段の悪い姿勢を矯正した上で撮影ができる、服装の乱れやネクタイの曲がりを指摘して直してもらえるなど、より完璧な一枚を撮影する為にカメラマンが細かい箇所までしっかりチェックします。
スタジオ728では、撮影に入る前にかならずドレッサールームで身なりを整えていただきます。アメニティも取り揃えているのでメイク直しや、風が強い日、雨の日にも髪を落ち着いて整えられる空間を作っています。髪型が不安な方やネクタイの結び方に自信がない方も気軽にスタッフに聞いていただくことで、綺麗な状態にしてから撮影に入ることができます。
そしていざ撮影に入ると、「胸を少し張って」「首をちょっとこちらに傾けて」「口角もう少し上げましょう」「目もぱっちり開いてください」などのお声掛けをさせていただきます。最初は難しいかと思いますが、シャッターを切る度に都度調整します。
証明写真機ではここまで細かい指導はされませんし、自分が満足いくまで何度も撮り直しはできないかと思います。写真館では数カット撮影した中から一番綺麗に写っている写真をモニタで一緒に見ながら確認することができます。
証明写真機では美肌モードにすることで肌の質感をなめらかに、若干盛れてる?くらいにはなるのですが、やはりスタジオや写真館でするような修整(フォトレタッチ)とは比べ物になりません!
細かい箇所も修整できるのがメリットで、肌の赤みやにきび、目の下のクマなども綺麗に整えることができます。髭の剃り痕が気になる方もパソコンで修整することができます。
基本的には撮影前に完璧な状態になっていただいた上で撮影し、撮影後により綺麗な仕上がりになるようにしていきますので、肌に悩みがある方は特にプロのカメラマンに撮影してもらった方がより盛れる証明写真に近づけることができます。
小さな証明写真でも、ほんの少しの修整で全く違う仕上がりになりますよ。
ここまでは撮影から撮影後に至るまでをまとめましたが、撮影に入る前にお客様ができることについて解説していきます!
2.印象をアップする証明写真を撮るためのポイント
■普段のメイクではなく就活メイクを意識してメイクする
「証明写真を撮影する用のメイクってどうするの?」という方もいらっしゃるかと思います。
証明写真で盛るためのメイクの基本的なステップをご紹介します!
■自分にあった丁寧なスキンケアを徹底する
やはり土台作りからがメイクの基本中の基本…。
肌荒れやニキビができている方、日頃の食生活や生活習慣、整えていますか?
ストレスでどうしても肌荒れしてしまう、という方はまずは生活から見直すことが大切です。化粧ノリを良くするために、プライマーを使うこともおすすめです。肌の凹凸をなくし毛穴レスでなめらかな肌にする効果があります。
■ベースメイクをしっかり行う
ファンデーションやコンシーラーを使って、肌の色ムラを補正しましょう。とは言え、厚塗りにならないように注意も必要です。難しいですが…。証明写真では、自然な肌の質感がかなり大切です。肌感の印象で証明写真の仕上がりが変わります。
■目元を強調する
ここで言う「目元の強調」というのは、アイラインやまつ毛を濃く引いてマツエクやつけまつげでバサバサに見せるというのとはちょっと違いまして…
もともとあるまつげをしっかりとビューラーで根元からカールさせ、マスカラ下地をつけてから、マスカラを根元からしっかり塗り、目を大きく見せることを意識してみてください。
光が瞳に入ることでより誠実に見えますし、好印象に見えます。
アイシャドウは、グラデーションが作りやすいブラウンのパレットがおすすめです。
4色ほどあるアイシャドウは見たまま瞼に乗せることができるのでぜひ購入してみてください。
ちなみにアイメイクですが、アイシャドウパレットに付属でついているチップブラシを使う方も多いかと思います。
ですが、これを機にメイクブラシのセットを購入してぜひ使ってみてください…!
★手が汚れない
★肌に負担がかからない
★より肌に密着させることができる
★細かい箇所もブラシを変えて塗ることができる
ここではブラシの素晴らしさを詳しく書いても仕方ないかと思うのですが
筆者はあの小さなチップからブラシに変更した時の感動を忘れていません…!
慣れることが重要ですが、本当に綺麗な仕上がりになりますよ!
毛穴をボカしてくれる効果もありますし、ほどよく艶が出て元から肌が綺麗なようにみせてくれます。
■眉毛を整える
眉毛はしっかりと整えて、自分に似合う形に整えましょう。眉尻は上げるように整えると、目をパッチリと見せることができます。
眉毛は顔の印象を大きく変えるので、部分的に薄いところはアイブロウで足す、アイブロウペンシルで少し強調させることでぼんやりとした目元がくっきり見えます。
■口元は明るく
口紅は、コーラル系の色味などで明るい色を選び、リップライナーをお持ちの方はリップライナーを使って口角を強調しましょう。
口紅が付きすぎないように、ティッシュで軽く抑えると良いです。もともと唇の色が薄い方は違和感があるかもしれませんが、最近ではマスクをつける機会が増えたことで落ちにくいリップも色の種類が増えてきました。
極端に「赤!」や「ピンク!」のような色味よりもベージュ寄りのリップがおすすめです。
自分の顔色に合うリップをいくつか揃えると普段のリップメイクも楽しくなりますよ。
■パウダーを使って仕上げる
最後に、フェイスパウダーを使って、肌をキメ細かく見せましょう。ただし、パウダーが付きすぎないように、ブラシで軽くはらうように肌を撫でてください。
パフが付属しているものもありますが、ブラシの方が綺麗に付きより自然な肌感に仕上がります。
汗ばんでしまうシーンではおでこや顔周りにつく髪の毛がべたついてしまうことも多いと思いますが、フェイスパウダーを前髪や顔周りの毛に少しつけるだけでサラサラになるので、嫌なベタつきを避けることができます!
まとめ
さて、以上が証明写真で綺麗に写るためのメイクの基本的なステップです。自分に合った色味やアレンジを加えることで、より美しく自然な印象を与えることができるので
普段のメイクとは違った就活メイクを練習してみてくださいね。