「何か質問はありますか?」
就活において、面接の最後に必ず聞かれると言っても過言ではない、面接官からの逆質問。
その場で頭が真っ白になり「特にありません…」なんてことにならないためにも、
事前の準備が重要になってきます!
その質問の意図とは?
今回のブログでは面接で逆質問をされる理由を解説していくと共に、
質問を用意する際のポイントや例文も併せて紹介していきます。
一次や二次面接は人事や現場の社員が面接を担当することが多く、
マナーや人柄、スキルなどを重視される傾向があります。
では、社長や役員が面接官の場合はどんなことを聞くべきでしょうか。
最終関門である社長面接の対策をし、内定を掴みましょう!
1.逆質問の意図とは
▪企業への疑問を解消するため
▪入社意欲や志望度を見極めるため
2.コレはNG!避けるべき逆質問▪「特にありません」
▪HPや募集要項を見ればわかることは聞かない
▪現場業務に関する質問は避ける
3.逆質問の内容の考え方4.質問を考える上で意識する3つの要素
▪企業への理解が深まる質問
▪社長の考え方やキャリアに関する質問
▪入社意欲が伝わる質問
5.逆質問の例文6.社長面接で気を付けるポイント
▪社長の呼び方に注意
▪クッション言葉を使う
7.~まとめ~逆質問の意図とは
「逆質問って絶対しなくちゃだめなの?
その前に十分アピールできるだろうし…別にしなくても大丈夫だよね…」
ちょっと待ったぁ! 逆質問はするべきです!
逆質問に対して「特にありません」は基本的に避けましょう。
その理由は大きく2つあります。
【企業への疑問を解消するため】
逆質問は企業に対する疑問や不安を解消することが一番の目的です。
せっかく入社をしたにも関わらず「なんかこの会社合わないな…」とミスマッチが原因ですぐに離職…
なんてことを避けるためにも、入社前に知っておきたいことを質問しましょう。
ただし、この後にも記述しますが「社長への質問」ですので
何でもかんでも聞いてOKという認識はNGなのでご注意を。
【入社意欲や志望度を見極めるため】
面接で逆質問の時間を設けるのは志望度の高さをチェックする意図が含まれています。
企業のことを調べていけば、自ずと疑問点や気になることが出てくるかと思います。
そして入社後のシミュレーションをすれば、その内容がより具体的になってくるはず。
逆質問で入社後のビジョンや会社への理解度のある質問をすれば、
面接官を「おっ」と思わせられるアピールチャンスに繋がります。
特に社長や役員などが担当する最終面接などでは
「この子はうちの会社で活躍してくれそうだな」と
将来性を感じる質問だと内定にグッと近づくかもしれません。
このような質問は咄嗟に思いつくことは難しいので予め準備が必要です。
「この会社でどのように働いて貢献していきたいのか」自己分析をした上で
企業や社長に関する情報収集を行いましょう!
これはNG!避けるべき逆質問
▪「特にありません」
▪HPや募集要項を見ればわかることは聞かない
▪現場業務に関する質問は避ける
【特にありません】
せっかくの社長や役員に質問ができる機会に「特にない」と答えることは、
志望度が高くないと言っているようなもの。
ただ、準備していても緊張で頭が真っ白になりすぐに質問が出てこなくなるケースもあります。
その場合でも「特にありません」は避け、「面接の中でも丁寧にご説明頂いたので
十分疑問は解消できました。お話を伺って御社への入社意欲がさらに高まりました」と伝えるなど、
入社意欲を見せる工夫をしましょう。
【HPや募集要項を見ればわかることは聞かない】
経営理念などは公式HPに載っているはずです。
福利厚生など調べればわかることについての質問は控えましょう。
このような質問は「自社の志望度は高くなさそう」「準備不足なのでは?」と
マイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
【現場業務に関する質問は避ける】
現場業務に関する質問は社長面接でなく、
一次や二次面接の現場担当者が行う面接の段階で解消しておくこと。
それでも疑問がある場合は面接後に採用担当者に質問するようにしましょう。
逆質問の内容の考え方
それでは、どのように逆質問を考えればいいのでしょうか?
まず、社長面接では社長にしか聞けない質問を用意すること!
入社後は社長と顔を合わせたり話せる機会があまりないという方が一般的なので、
社長と直接話せる貴重な機会です。
また、「社長のスタンスや考え方」が自分にマッチするのか、
この会社で本当に働きたいかどうかを判断するための大切な材料にもなります。
質問を考える際は、自分が投げかけた逆質問に対し深堀りされることを予想しておきましょう。
改めて何故その業界や企業で仕事をしていきたいのか、
そのために今まで自分がどんな行動や努力をしてきたのか自己分析を行うと
自己PRを絡めた質問も考えやすくなります。
エントリーシートの内容や、一次二次の面接での自分の受け答えを振り返り、
万全な状態で社長面接に挑みましょう!
質問を考える上で意識する3つの要素
▪企業への理解が深まる質問
▪社長の考え方やキャリアに関する質問
▪入社意欲が伝わる質問
3点のどれかの要素を含めた内容で考えると、自己PRも兼ねた質問に繋げやすいでしょう。
以上を踏まえた上で、逆質問の例を紹介していきます。
逆質問の例文
▪「他社が真似できない御社の一番の魅力や強みを教えて下さい」
▪「御社にとって不足していることや、課題に感じていることはありますか?」
▪「今後取り組んでいきたい事業とその理由を教えて下さい」
▪「どのような人間を採用したいと考えていますか?」
▪「社長が若手の社員に求めるものは何ですか?」
▪「御社ではどのような社員が活躍していますか?」
▪「働く上で、大切にしている仕事観を教えて下さい」
▪「入社前に覚えておくべきこと、勉強しておいた方がいいことはありますか?」
▪「自分の○○の強みを活かして、○○といった仕事をしていきたいと考えているのですが、御社で挑戦できますか?」
社長面接は多くの場合最後のすり合わせや顔合わせの場として、
30~1時間程度行われることが多いです。
そのため逆質問の時間を多く設ける企業もあります。
内定に近いからといって油断せず、質問は少なくても2~3個は用意しておきましょう。
社長面接で気を付けるポイント
【社長の呼び方に注意】
社長の呼び方は「○○社長」「○○様」が一般的です。
○○さんよりも様を付ける方が丁寧な印象になります。
くれぐれも「○○社長様」などと呼ばないように注意です!
【クッション言葉を使う】
質問をする際は「差し支えなければ」「もしよろしければ」「恐れ入りますが」などの
クッション言葉を使い、失礼のない言葉遣いを心掛けましょう。
面接ですでに話した内容さらに補足して伝えたい場合は
「繰り返しにはなりますが」「志望動機でもお伝えしましたが」「ESにも書かせて頂きましたが」
などの言葉を挟むと同じ回答の繰り返しに感じさせず、効果的にアピールすることができます。
~まとめ~
今回は社長や役員に印象を残すための逆質問について解説していきました。
内定を掴む一歩手前の社長面接。
逆質問の時間をピンチではなく、チャンスの場と捉えるためにも
事前の対策をし、自信を持って面接の日を迎えられるといいですね。
皆様の素敵な未来へ向けて、健闘をお祈りします…!
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