年が明けてわりとすぐにやってくるのが「成人の日」です。
成人式の日程は各市区町村によって若干の変動がございますが、地域によっては帰省者が出席しやすいようにお正月やゴールデンウィークなど時期をずらす、
さらに、関西人にはあまりピンときませんが積雪の多い地域では雪が降らない時期になってから式を挙げるところもあるようです。
さて今回は成人の日について調べてみましょう!
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毎年1月の第2月曜日が「成人の日」として国民の祝日となっており、
「子どもから大人になった自覚を持ってほしい」「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励まそう」との願いからこの日を祝日に制定したそうです。
そんな「成人式」の根元となったものは、奈良時代以降~江戸時代にかけて行われていたとされる「元服(げんぷく)」という通過儀礼。
これは男子が成人したときに行う儀式だったようで、年齢も現在のような20歳ではなく、もう少し低い年齢の時に行っていたようです。
服や髪型を幼少期とは違うものに変え、さらには名前も変えていたそうです。
よく歴史上の人物で幼少時の名前と成人してからの名前が異なることがありますが、あれもまさに「元服」が関わっていることと思います。
え?男子だけ?女子は?という疑問がでてきますが、女子は「元服」ではなく「裳着(もぎ)」と呼ばれる通過儀礼を行っていたそうな。
とくに年齢が決まっているということはないようで、どちらかというと成人の儀式というよりも結婚前にする儀式というイメージのようです。
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~まとめ~
成人の日というのはやはり、子どもから大人になったという自覚を持つ日です。
成人式の会場に向かえば今まで進学や就職で疎遠になっていた旧友と再会でき、昔話や近況報告に花が咲くのもいいですが、
20年間育ててもらった家族に感謝の意を伝えるなど、普段気恥ずかしくてなかなか伝えられない思いを伝える絶好の機会でもあります。
都合により式は出席できないという人も、必ずしも式がすべてではありませんので、式こそ出れないけれどせめて家族にいままでありがとうの一言を伝えてみましょう。
あなたの成人の日をいちばんに祝福しているのは家族だと思います。
ただ、お酒が飲めるようになったから成人、今までとは違い少々羽目をはずしてもOKなのが成人、・・・ではありません。
人生でたった一回しかない二十歳です。
この日は「成人とはなにか」について、今一度じっくりと考えてみてはいかがでしょう。
その特別な1日に、家族と特別なお写真を残すのはいかがでしょうか。