【恐怖】不採用を決心した瞬間シリーズ【実録】

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こんばんは…スタジオ728です…。

本日は…私が経験した…恐怖の体験を皆様にお伝えします…。







題して!

私が某スタジオの採用担当だった時代に不採用を決心した瞬間シリーズ!!

と、言う事でお送りしたいと思います。


ちなみに、中の人が採用をやってた所はちょっと特殊で、面接は私服で、大体平均すると4時間くらいやってました(笑)
長いと…普通に出勤して退勤するまでの時間かな…汗



さて、それではさっそくいってみよー!!!


不採用を決心した瞬間その1

ちゃんと「私服で働く職場で、おしゃれに見せたいからコンセプトは任せるけどオシャレして来てくださいね」
って言ってるのにスーツで面接来ちゃう人ー!

はい、人の話聞いてないパターンです。過去に一人だけ居たんです。
「弊社は写真のスタジオですが、基本は接客業で、みんな私服で勤務してます。なので、面接の時はオシャレして来てくださいね。分からなかったら美容師でもイメージしといてください」
ってちゃんと説明してるんです。それなのに、一人だけ居たんですよね…スーツ…。なんでスーツで来ちゃうかな…。


不採用を決心した瞬間その2

大体応募があると、履歴書とか職務経歴書を郵送してもらうか、データでメールに添付して送ってねー。と伝えているのですが、いらっしゃるんです。パソコン苦手な方…。
手書きの履歴書を写真に撮って、それを添付ファイルで送ってきちゃう人!

意味が違うよー!!!
1:手書きの履歴書を郵送する
2:ワードでもエクセルでもなんでも良いけど、データで作成してメールに添付する
のどちらかでしょ?
選択肢3:手書きの履歴書を写真に撮ってメールに添付する
は無いでしょ!パソコンめっちゃ使う仕事やで!?それで行けると思ったのか…!?

ちなみに、このパターンは3人いました。その内一人は写真撮るときに携帯の写メなのかな?手と携帯の影がめっちゃ映りこんでますからね…。


不採用を決心した瞬間その3

弊社、転職サイトとかの掲載とかじゃなくて、こういう感じでブログに求人情報載せてたんですよ。で、詳しくはメールか電話で~。とかやってたんです。
で、月給書くじゃないですか。「給与:りんご3個~」とか「月給:うまい棒50本。他、応相談」とか。
すごいメールが来たこと有るんです。
若いにしても日本語でのキャッチボールが出来ない人~!

ヘアメ希望です。まだ募集はしていますか?

え?なんの募集?ヘアメ希望とか書くと一瞬お客さんがヘアメイクやって欲しいのかと思うじゃん。なので、一応丁寧に返しましたよ。社会人ですから。
ざっくり書くと「募集してるよ、求人みて連絡くれた人?そうだったら履歴書とか送ってね~」と返信しました。もっと丁寧なビジネス文章ですが。そして帰ってきた返事が

まだ学生だからバイト希望なんですけど、時給だといくらもらえますか?

お…おう…。言葉のキャッチボールが出来ねぇ…。


不採用を決心した瞬間その4

スタジオ728でも履歴書の写真を承っているのはご存じかと思います。
そして、私は職業がカメラマンだし、写真スタジオで勤めています。
つまり、履歴書の写真、結構大事だと思うんですよ。

別にスーツじゃなきゃダメ。とは思わないし、履歴書の写真が私服だったら落とす。とかも無いです。
でも、明らかに取って付けたような写真は落としてました。

例えば、こんなの↓

明らかに家の壁だろうよ…そしてとりあえず手元のカメラで撮りました。的な人~。

で、大体こういうのだとライティングは勿論できてないから、トップライト1灯で顔に不要な影でちゃってる。
写真を撮る会社に応募する人間が写真大事にしなくてどーすんのよ…。

あ、そんな私が自分の履歴書の写真を撮るときは家の白い壁にバック飛ばし入れてちゃんとライティングして撮影しました。あとレタッチも(笑)


不採用を決心した瞬間その5

転職サイトとかだと、希望連絡方法みたいなの有るじゃないですか、電話にするかメールにするか。みたいな。たまーに居るんですよ。

その指定した連絡方法で連絡したにもかかわらず、まったく反応が無い人~


メールで連絡してくれ。って言われてメール送るけど3日くらい経っても返事がないから「申し訳ねぇなぁ…」って思いながら電話するんだけどタイミング合わなくて連絡付かない的な。

いや、おっちゃんも大人やけん、2週間くらいは平気で「ごめんなぁ、タイミング合わなくて申し訳ねぇなぁ…」って思いながら待ってるんです。でも、留守電にも何も無いしメールも返ってこないと、心の中でひっそりとお祈りを申し上げます。


不採用を決心した瞬間その6

私が当時居た所は子供向けのスタジオだったのですが、子供向けのスタジオってちょっと特殊なんです。
写真の技術も勿論ですが、それ以上に子供に好かれるスキルとか、親御さんを不安にさせないスキルとか、そういうのが求められます。
分かりやすく言えば、同じ歌を仕事にしてても東京ドームでコンサートをするような歌手か、N〇Kの歌のお兄さんか。みたいな。

なので、転職組でフリーでカメラマンをやっていたけど安定した仕事がしたいから。と言う理由で応募してくる方も少なからずいました。

その方の経歴や作品を見ると、誰もが知ってる芸能人やアイドルの写真を撮影していたり、人物写真だけでなく物撮りや内装写真など、個展も開いたりと、実力は素晴らしかったのです。

つまり、一人でギター1本で東京ドームを満員にしちゃうタイプの人です。でも、我々が求めてるのは歌のお兄さん。

話を聞くと「どんな写真でもクオリティの高い物が撮れるから」と言う様に、実力も自信もタップリ。

こう言う危険があるよ。とか、その考え方だと〇〇じゃない? とか話をしても「いや、自分だったら撮れるんで」

ってお前はパーフェクト超人かー!!!!

出来なくても良いんですよ。仕事なんて。最初から出来ると思って採用してないの!大体私が居た所なんて入って半年以内に1回は辞めたいって思うし、私より後に入った男で泣かなかった人間は1人しかいなかった!

大体みんな自分の思ってた「出来る像」と現実のギャップに悩まされるんです。言うなればカラオケ好きの人がいきなり全国放送のテレビで観覧席も埋まってる状態でスタジオで生放送の子供向け歌番組をコントロールできない子供たち相手に番組をつつがなく進行させる感じ!

もちろん、面接で話をしてて不利な話をする必要も無いかもしれません。でも、リスクを感知できない人はやっぱり一緒に働けません…。



さて、以上が私の記憶に残る、採用担当時代に不採用を決心した瞬間でした。


面接の事のアドバイスはできませんが、履歴書の写真でお悩みの場合はぜひぜひスタジオ728へ!!!