希望する業界が無い人の就活の進め方~自分のやりたい事を見つめなおそう~

希望する業界が無い人の就活の進め方~自分のやりたい事を見つめなおそう~

2023年もそろそろ就活シーズンと言われるようになってきました。

今回は希望する業界が無い人がどうやって就活を進めて行けば良いのかを、将来の夢から辿って考えていきたいと思います。



職種とか業種とか業界って何?

業種と業界はほぼ一緒です。

世間的には業界って言う言い方の方が多いですが、就活や転職分野では業種と呼ばれる事が多いです。

なので、業種と職種の二つをまずは説明しちゃいますね。


業種:その会社が何をしているか

職種:その会社の中でどんな働き方があるのか


が分かり易いと思います。

例えば、日本が誇る世界最古の企業、金剛組。

創業がなんと578年。飛鳥時代です。聖徳太子の時。やばすぎる…!

金剛組は宮大工なのですが、まず、業種で言うと建築業になります。

就活サイトや転職サイトでは不動産・建設みたいにひとまとめになってる事もありますね。

そして、金剛組の中には、おそらく大工さんと事務職の方に大きく分かれると思います。

大工さんと事務だけ居れば良いのかと言うとそうではなく、例えば営業の人がいたり、資材を運ぶドライバーが居たりしますよね。

そうすると、ざっくり分けても大工・事務・営業・ドライバーと分かれます。

これが職種ですね。


そして、多くの人が働くときに、企業や業界を第一優先に考えます。

もちろん、これは安定している業界で働きたい。大企業で働いて給料をたくさん貰いたい。そう言った気持ちが有るからで、それを否定するつもりはありません。

でも、仕事を選ぶときに、ちょっと違う考え方をしてみてもいいんじゃないでしょうか?




やりたい事から決める

働きたい業界が漠然と決まってなくても、やってみたい仕事、やりたくない仕事って言うのは皆さま大体あると思います。

別にやりたい事決まってないけど、〇〇だけはやりたくないなぁ…。って思う事ってあると思うんです。

例えば、写真なんかに全く興味が無いからカメラマン(職種)は選択肢に入らないな。とか。
パソコン全く使えないからIT業界(業種)は出来ないな。とか。

で、それと逆の事を考えてみましょう。


例えば、小学生の頃に将来の夢って書いたと思うんです。

どっかで聞いた事あるんですが、日本で将来の夢を書かせると多くの人が将来やりたい職業を書くそうです。

たまにニュースで将来やりたい職業ランキングとかやっていて、その影響もあるんだと思いますが…。

2021年の結果で、男女関係なく得票数の多い順で言うと

①サッカー選手・監督
②医師
③野球選手・監督
④看護師
⑤保育士
⑥イラストレーター
⑦教師
⑧ユーチューバー
と続いていきます。

例えば、医者になって人を救いたい。と言う明確な目標がある場合は、進むべき道が、仮に医者をあきらめたとしても医療系になると思います。

同じようにスポーツ選手も、それだけじゃなく、監督や球団を構成する一員として働く道もあるでしょう。


では、例えばお花屋さんになりたい。と思っていた人がその道を諦めた場合はどう考えるか。

たとえば、何でお花屋さんになりたかったのか。

花に携わる仕事がしたいとかであれば、例えば花の小売店だけじゃなく卸売りも視野に入るだろうし、花農家と言うのもアリかもしれません。
お花屋さんでアレンジをしてみたい。と言う事であればフェイクグリーンなどを扱ってるメーカーでもその夢は叶うかも知れません。
自分の作った何かで人に喜んで貰いたい。という事であれば、大工だって自分の作った家で人が喜んでくれる職業です。

このように、業界だけで視野を狭めるのではなく、小さい頃夢見た職業で何を成したかったのか。と言う視点を持つと良いかも知れません。




筆者の思う個人的三大似てる業界

ちょっとここで、私の思う「この仕事って似てる」と思う、異業種を紹介したいと思います。

花屋、美容師、カメラマン。

この三つの職業はほぼ同じだと思っています。

正確に言うと違う部分が多いけど、大事な所ではすごく似ている部分がある。と言う感じですが。


それは、自分の行為が目の前の人だけじゃなく、その次の人に繋がる可能性がある。と言う事です。

花屋はお客様に花を買ってもらうのが仕事ですよね。
その花って、もちろん自分が花が好きで買って飾る人も多いと思いますが、人によっては誰かにプレゼントする為に買うわけですよ。
つまり、目の前の人だけじゃなくて、その次の人の為にその花が有るわけです。

美容師も、髪を切るのが仕事で、その人がよりオシャレに見えたりするように髪を切ったり染めたりするわけです。
でも、好きな人からより魅力的に見られたくて美容室に行くって言う人も居るし、ライブに出るからかっこよく見えるようにしてくれ。って言う人も居ると思います。
花屋同様、目の前のお客様が満足するかどうかだけでなく、それを見た人がどう感じるか。と言う部分までつながるわけです。

カメラマンも同じです。
例えば履歴書に貼る証明写真は、提出先の人がみてどういう印象を持つか。と言う部分が大事だし、子供の1歳記念の写真なんかは、親御さんのエゴで撮影するけど(だって、1歳の子供に写真を撮りたいって言う概念ないですし)それを将来みた子供が、自分はこう言う風に親に大事にされていたんだ。と気付けるものです。
カメラマンも、目の前の人だけでなく、次に繋がる仕事です。


3つの職業に言えることですが、必ずそうだ。と言うわけじゃなく、そう言う側面もあるよね。と言う感じです。

が、どの職業もやってる業務は違っても成してる事は共通点が多いです。




将来の夢はなんですか?

小学生の頃に描いた将来の夢。

例えば、パティシエなんかはいまだに不動の人気を誇る職業です。
でも、パティシエじゃなくても視点を広げて、自分の作ったものを食べてもらって喜んでもらいたい。という事であれば料理人全てが当てはまるし、甘いもので癒しを届けたいとかなら、癒しの部分だけにフォーカスしてマッサージとかそう言う道も有るかもしれません。

行きたい業界が分からない方は、自分が何をしたかったのか、昔を思い出してみるのもよいのではないでしょうか?




まとめ

筆者は新卒の時に単科の病院で働いてました。が、何故か今では縁が有ってカメラマンをやってます。
意外と仕事なんてやり始めてから面白さに気づいたり、自分が理想だと思ってた業界が全く違う。なんていう事も多々あります。

自分で自分の可能性を狭めず、広い視野で見てみるのも良いのではないでしょうか?


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