就活写真を撮影する際の服装選びは、就職活動全体の中でも特に重要なポイントです。
人事や採用担当者が数々の履歴書やESをチェックしますが、その中でも写真の印象は大きく左右するため、志望が高い企業へのエントリーでは証明写真もしっかり仕上げたいところ。
スタジオや写真館で撮影した写真と、スピード写真（即時プリントされる証明写真）は、品質、コスト、時間など、いくつかの点で違いがあります。
これらの違いを理解することで、自分のニーズに最適な選択をすることができます！
一枚の写真には、あなたのプロフェッショナルさや個性、そしてあなたが就職活動に対する真剣さを表現する力があります。そこで、就活写真のための基本的なガイドラインを解説します！
就活生のみなさんにぜひ活用していただけるようにまとめました。
1.目に留まる履歴書へ！就活写真のための服装選びと基本的なガイドライン
2.就活写真で成功するための男女別服装・髪型のアドバイス
3.就活メイクってどんなメイク？気をつけるべきポイント
4.就活証明写真のデータをアップロードする時にチェックすべき点
5.スタジオで撮影した好印象な就活証明写真
6.スタジオ・写真館で撮影した写真とスピード写真との違い
7.まとめ
目に留まる履歴書へ！就活写真のための服装選びと基本的なガイドライン
あくまで就活写真はビジネスシーンでのあなたを表現するもの。
選ぶ服装はビジネススタイルが基本になります。
具体的には、男性であればスーツにネクタイ、女性であればスーツにブラウスが一般的です。
服装選びだけでなく、髪型やメイク、アクセサリーの選び方も重要です。
普段と同じ感覚でしてしまうようなメイクは避け、ビジネスシーンに沿ったメイクと、清潔感と整った印象を与えることを目指していきましょう！
服装の色選びですが、基本的には落ち着いた色合いが好ましいとされています。
男性は紺や黒のスーツ、女性も同様にダークカラーのスーツが無難です。
ストライプ柄は転職シーンでは着用される方も多いですが、新卒の方が就活で着用するスーツはほとんどがリクルートスーツです。
また、服装のサイズ感にも注意が必要です。就活生の方はほとんどが就活のタイミングでスーツを購入されると思います。 自分の体型に合ったものを選ぶことが求められます。袖丈や肩幅、スカートの丈など、体のラインに合っていないと全体の印象が乱れます。
自分にぴったりと合ったサイズの服装を選び、きちんとした印象を与えるようにしましょう！
スーツ選びが難しいと思う方は、ちゃんとお店で自分の身体にフィットしたスーツを選んでもらうと失敗しません。
自分らしさを保ちつつも、プロフェッショナルで真剣な姿勢を表現できる身だしなみを意識して、服装選びをしてみてくださいね！
就活写真で成功するための男女別服装・髪型のアドバイス
ご来店いただく女性のお客様からよくいただく質問が、「シャツの襟って出した方がいいんですか？」という質問。
襟を出すか出さないかは、シャツの種類によって対応が変わります。
一番上までボタンがあるシャツが「レギュラーカラー」。
一番上にボタンがない開襟タイプのシャツを「スキッパーカラー」といいます。
ジャケットの外に襟を出すタイプが、このスキッパーカラーシャツになります。
シャツ一枚ですが、顔周りの印象に大きく影響するので、それぞれ紹介していきます。
レギュラーカラーシャツ 清潔感や誠実さを印象付けるシャツ。
金融系やホテル業界など、かたい業界を志望している方には特におすすめです。
スキッパーカラーシャツ 襟を出すタイプのシャツは首元が女性らしく華やかなイメージになります。
活発な印象を与えますので、メーカー系、商社や広告関係、エアラインを志望している方に人気の高いシャツになります。
どちらのシャツも好みで選んでいただけますが、どちらのシャツが自分に似合っているかで選んでもかまいませんし、志望する職種に当てはまる方を選んでも大丈夫です。
どちらか迷っている方は試着して、自分に似合う方を購入することをおすすめします！
男性の服装は、ネクタイは深みのある色で、派手なデザインや明るい色は避けます。また、ネクタイの結び方も重要で、一般的にはウィンザーノットが推奨されます。
エンジのレジメンタルネクタイは情熱や、やる気を見せる印象になります。
紺のレジメンタルネクタイは公務員希望の方に多く、誠実さや真面目さを見せる印象になります。
続いて就活で好印象を与える髪型についてのご紹介です！
男性も女性も共通しているのは、眉毛を見せる、耳を見せる、はねたり髪が落ちてくる箇所はしっかりまとめる、の3つさえおさせておけば問題ありません！
大切なのは清潔感です。目元ギリギリの前髪や触覚、本当は残しておきたいところですが、就活の場面では真面目で凛とした姿で挑みましょう！
証明写真の良い例
左:表情作り◎ ヘアメイク◎ 右:表情作り◎ ヘアメイク◎
証明写真の悪い例
左:表情作り◎ ヘアメイク✕ 右:表情作り✕ ヘアメイク✕
就活メイクってどんなメイク？気をつけるべきポイント
就活メイクで気をつけるべきポイントは、濃いメイクにしすぎないこと！
普段なら涙袋や瞼にキラキラをONする方でも、就活メイクでは避けなければいけません。
ナチュラルなメイクが基本となりますので、主張の強い色味は使用しないことがポイントです。
目尻のアイラインも跳ね上げないようにしましょう。
■肌の色に近いファンデーションを選ぶ
■肌の赤み、クマ、ニキビが気になる場合はコンシーラーを使ってカバー◎
■アイシャドウは薄めに、ラメやハイライトが目立ちすぎないくらいで
■口元は元の唇より少し明るい色味で血色を乗せるイメージを
■ファンデーションで白くなりすぎた場合は軽めにチークを入れて血色をプラス
■時間が経つとテカリが気になる場合はこまめにメイク直し・お粉をプラス
せっかく綺麗にメイクをしても、時間が経つにつれてテカリが気になったり、ファンデーションのヨレが気になってくる方も多いと思います。
化粧崩れを防ぐための設定スプレーやパウダーの使用もおすすめです。
また、普段からメイクの下地となる肌のケアを入念にすることで、メイク崩れも防ぐことができます。
化粧崩れ自体をゼロにすることはできなくても、入念なスキンケアを意識して行うことで、メイク乗りがいい肌になることを覚えておきましょう。
肌タイプも人によって違いますが、油分が気になる、乾燥が気になる、それぞれ悩みに合わせたスキンケア用品や、メイク下地も豊富にありますので、自分の肌に合ったコスメを使うことも大切なポイントになります。
自己表現の一部であるメイクですが、あくまで自分自身をより良く見せるためのものであり、それを過度に強調するものではありません。適度なメイクで、あなた自身の魅力を引き立てましょう。
就活証明写真のデータをアップロードする時にチェックすべき点
■就活証明写真の比率は「縦長4:3」が一般的
アップロードする際に注意したい比率。
正しい比率かどうか確認しましょう。 企業によって規定が変わる「写真容量」 写真容量については、応募される企業によって規定が変わります。
アップロード先に「3MB以下」などの表記があると思うのでチェックしてみてください。 適切なサイズや形式に変換するためには、オンラインの画像変換ツールを利用できます。
■データ形式も指定されていないかチェック
写真データの形式はJPEG/jpg/PNG/GIF/PDFなどがありますが、応募する企業によりこちらも指定されている場合があります。
データ形式もしっかり確認しておくと、アップロードの失敗を避けることができます。
■ファイル名は大丈夫？
画像の名前のことをファイル名といいますが、日本語が使えなかったり、記号が使えなかったり様々です。
ファイル名にも規定がないか、合わせてチェックしてみてください
また、画像のクロッピングと位置合わせ クロッピング（画像の切り取り）は、あなたの顔と肩が中心に来るように適切に行う必要があります。
頭の一部が切り取られてしまったり、顔が画像の端に寄っていたりすると、不自然な印象を与えます。センターを意識してずれたりしないようにしっかり合わせましょう。
データをアップロードする際に色々と分からない点が出てきたり自分で用意できないかもしれない、失敗が怖いと思う方は、写真館やスタジオで就活証明写真用の写真を用意することをおすすめします。
スタジオ728では毎年多くの就活生の就活証明写真を撮影しておりますので、珍しい規定のデータやお写真を用意することも可能です。
これでバッチリ！というESを用意したい方こそ、プロにおまかせできるところはまかせて就活に集中していただければと思います。
スタジオで撮影した好印象な就活証明写真
24時間、自分の好きなタイミングでサクッと撮影できるスピード写真も早くて楽ですし、非常に便利ですが、やはりスタジオで撮影した証明写真と比較すると品質に違いが出ます。
これまでスタジオ728で撮影した証明写真の例をお見せします！
スタジオ・写真館で撮影した写真とスピード写真との違い
「そりゃプロが撮影したら品質はいいと思うけど…」と思われる方も多いかと思います。
スタジオや写真館では、就活や転職などの節目で大切なライフステージで肝になる証明写真をより丁寧に仕上げるので、他者から見た印象として客観的に見てより綺麗な証明写真を仕上げることができます。
■髪がしっかりまとまっているか
■より好印象な表情作りができているか
■肩の位置や姿勢が崩れていないか
■気になる肌荒れやニキビをいかにカバーするか
■襟元の乱れやネクタイが歪んでいないか
自分では気付かないような細かい部分を1つひとつチェックしていき、完璧な1枚に仕上げます。
スタジオや写真館で撮影される写真は、専門的な照明設備とカメラを使用し、専門のカメラマンが撮影を行います。
照明や背景、ポーズなど、さまざまな要素をコントロールでき、高品質な写真を得ることが可能です
。また、リタッチ(修正)サービスも提供されることが多く、肌のツヤや髪の色、小さな欠点などを修正することができます。
対してスピード写真は、一般的に照明や背景の選択肢が少なく、カメラマンの介入も少ないため、より自然な、その場その時の写真が得られます。
リタッチのオプションも限られていることが多いため、パーツごとに修正するすることができません。
スピード写真は、写真館やスタジオでの撮影に比べてコストが低いというメリットもあります。
予算が限られている場合や、短期間で大量の証明写真が必要な場合に適しています。
まとめ
いかがでしょうか？
証明写真の服装や、サイズについて、どこで撮影するか迷われている方のご参考になればと思います。
スピード写真で撮影して後悔する方は一定数いらっしゃるのですが
入社したいと考えている気持ちが強い職種がすでに見つかっている方こそ、しっかりプロに撮影してもらうことをおすすめします！
証明写真は、企業に対する真剣な姿勢と準備の良さを示すことができます。
最終的に、写真が企業に与える印象は、あなたが仕事に対してどれだけ真剣であるかを示す重要な要素となるので手抜きせずにしっかり用意しましょう！