WEBでの面接が主流に!? WEB面接で注意する10の新しいこと

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スタジオ728銀座店です。みなさんこんにちは。

新型ウィルスの影響(というべきか…)が少し落ち着き、自粛ムードは続くものの少しずつ日常が戻ってまいりました。

この自粛期間中に大きく変わった事の一つに「働き方改革」というのがありますね。
今までの経済対策としての働き方改革というよりも、リモートワークで済むことは多いんじゃないか。と言う事に多くの企業が気付き始めました。

もちろん、接客業なんかはリモートができない部分なので、必ずしもすべての業種で…という訳にはいきませんが、それでもパソコンに向かって行う作業の殆どはリモートでの仕事に変わってきたんじゃないでしょうか…?

さて、一部の方はご存じかもしれませんが、今回の自粛期間中にリモートになったのは仕事だけでなく、面接などもリモートになってきました。
今回は、そんなWEB面接。しかも新卒じゃなくて転職側に焦点を当てて、いったいどういった部分が変わってくるのかと言うのをブログに書きたいと思います。

もちろん、新卒の方も参考になることは多いですが、新卒の方よりも一歩突っ込んだ内容になっています。
新卒の方よりもやる事が多い。みたいな感じです。

早速、WEB面接で重要なキーワードを!

①服装
②背景
③接続機器
④接続環境
⑤接続ソフト
⑥周辺機器
⑦高低差

⑧光
⑨緊急対応
周辺の環境

この8つは大変だけど抑えておいた方がよいでしょう。
でもご安心ください、すべて面接前に出来ることです。逆に言えば面接が始まってからだとアウトです…!

1つずつ詳しく説明していきますね。


①服装

リモートワークになって大きく変わったのは服装だと思います。
スーツ着なくてもいい。満員電車に乗らなくてもいい。こういったストレスから解放され方は多いんじゃないでしょうか。
あと、上半身だけスーツ着とけば会議も問題ない…。なんて言うのも聞きますね。上半身スーツで下半身は短パン。みたいな。

これ、面接だと危険です。
もちろん業種によっては面接がスーツである必要はないかもしれません。でも、上半身と下半身はしっかりとコーディネートしましょう。
私が面接官なら、上半身だけスーツを着てるかチェックするために「ちょっとお立ち下さい」とか言っちゃうかもしれません。
終わったら脱げばいいので、いくらWEB面接とは言え、上半身だけのコーディネートはやめておきましょう…!


②背景

zoom会議。なんていう言葉も出てきてますが、背景をどう演出するか。というのも重要になってきました。
テレビで芸能人がリモート出演などしている時に、最初の頃に比べて背景に絵を飾ったりと、変化も見えてきています。
とはいえ、WEB会議などで使える専用の部屋がある方のほうが少ないと思います。理想は白い無地の壁がシンプルで理想ですが、普通に暮らしていると壁には家具が置いてあったり、場所の関係上背景が白くない。なんていうことは十分あり得ます。
そんな時に簡単に背景を作れるのが白い布です。天井から白い布を垂らして背景にするだけで簡単にプライバシーも守れます。

もちろん、背景を逆手にとって面接官が食いつきそうな演出をするのも良いかと思います。例えば我々のような写真業界であれば、写真機材を背景にすることで「この人はこの辺りの事まではできそうだな」と面接官もアタリを付けることができます。

とはいえ、いわゆるバーチャル背景は何があってもやめておきましょう!あれは人物のフチにジャギーがかかったように見えるので、やはり美しくありません…。


③接続機器

これはもうパソコンなのかスマホなのか。そういったレベルの話です。
パソコンであれば言うことはありません。そのままお使いください。ただし、そのパソコンにカメラやマイクなどがなかったら…。
スマホを使うしかないですよね。でも、スマホの場合は別の注意が必要です。スマホのバッテリーの劣化具合によっては、ZOOMなどのアプリを使っている場合、充電してるのに充電が減る。と言う事があります。
我が家のiPadが正にそうなのですが、友人とZOOM飲み会をしている時に充電しているのに電池残量がモリモリ減っていきました。
面接中にこれがあるとかなり危険です。
さらにスマホの場合は、壁などに立てかけて会議をしている場合など充電ケーブルが物理的に刺せない事もあります。

単純な話ですが、その辺り注意しておくといいでしょう。詳しくは後述の周辺機器で…。


④接続環境

接続環境、安定していますか?
いわゆるインターネット回線とかですね。

パソコンだとインターネット回線の契約が必要ですが、スマホだと4G回線とかなので問題ありません。
が、4G回線だと音声では問題ありませんが、ビデオ通話になると画像が荒れだす可能性があり、そうなると音声まで途切れ途切れに…。

そして、パソコンだから大丈夫!とも言えません。例えばマンション全体でネット契約している物件などもそうですが、使っている回線の状況によっては衛星通信みたいになる可能性があります。

接続環境についてすぐに変えるのは難しいと思いますが、この辺りも可能な限り気にしたほうが良いかと思います。そもそも接続が不安定で落ちたら大変…!


⑤接続ソフト

これはスカイプなのかズームなのか、それともまた他のソフトなのか…。

そもそも各ソフトによって使い方も違ってくるし、ある程度正しく操作できるかどうか、ぶっつけ本番でやるのは危険すぎます。
出来れば友人とテストしたり、ご自宅にPCがあればPCとスマホの両方でチェックしたりしていきましょう。


⑥周辺機器

カメラはありますか?マイクはお持ちですか…?

スマホだと最低限その辺りの機能はついているので、ウェブ面接など出来ますが、やはり「とりあえず出来る」感は強いです。

スピーカーでやるよりは、絶対にイヤホンやマイクを接続したほうが音質は上がります。
パソコンの方が注意は必要かもしれません。ノートPCならカメラが内蔵されてることも多いですが、そうでなければ外部接続のカメラやマイクが必要になります。
そして、それらを事前に使えるようになる準備も必要です。



スマホだから問題ない。と思ってるそこのアナタ!
スマホスタンド的なものはありますか?まさかずっとスマホを手にもってやるのですか…?
スマホスタンド用意したとしても、それって充電しながらちゃんと使えるやつですか…?

結構気にするべきところは多いです…!

ちなみに、スマホをウェブカメラにしてパソコンとつなげる事も出来るので、下手にウェブカメラを買うよりも(最近のスマホなら)高画質で安価かもしれません。


⑦高低差


カメラもOK!スマホスタンドも買った!
よし、テーブルにスマホ(カメラ)おいて自分に向けてみよう。

って、なんか顎デカく見えるし鼻の穴も見えてるし…!

なんて経験ありませんかね?

大体テーブルとかにおいて自分を写すと、角度的に下からになります。
そうすると、どうしても美しくない角度になりやすい…。

これを回避するには、カメラを自分の顔の高さまで持ってくるか、レンズを斜め下に向けて、上から撮るか。となります。

そういった意味でも、ノートパソコンについてるカメラだと難しい部分もあったりします。


⑧光

少し専門的な話になりますが、通常、一般的な屋内で「盛った写真」ではなく、スマホのカメラなどで証明写真のようなキチっとした写真を撮るのは難しいのです。

その理由に

①光源が天井の蛍光灯だけ
②露出のコントロールが出来ない

の二点があげられます。

光源が天井の蛍光灯だけだと、座る場所によっては目の下に影が出来てしまいます。
そして、露出のコントロールについてですが、基本的にカメラが自動で撮ってくれるのは、画面に明るい部分が多ければ全体的に暗く、画面に暗い部分が多ければ全体的に明るく調整して撮ってくれます。厳密にいうと違う部分もありますが、ざっくり「そうなんだー」程度に覚えておいてください。

自分の後ろに光の差し込む窓やカーテンがあった場合、そこを暗くしようとして画面全体の明るさが暗くなり、自分の顔が暗くなる可能性があります。

自撮り用ライトなど、いまは安価なものも増えているので一つ用意しておくと便利かもしれませんね。


⑨緊急対応

わりと大事だけど抜けがちなコレ。

緊急対応、つまり、万が一接続が切れた場合はどうするか。というトラブルシューティングです。
こういった所に気を使えると、面接先の企業からも「この人は細かい部分に気が付く人だ」という印象を持たれるかもしれません(持たれないかもしれませんが…汗)

とはいえ、接続が急に切れた場合などの取り決めは非常に重要です。意識しておきましょう。


周辺の環境

リモートワークでご経験された方もいらっしゃるかも知れませんが、リモートワークには想定外のトラブルが付きものと聞きます。

・仕事中にお子様の喧嘩が始まる
・会議中に宅急便が来る
・近隣で工事をしていて音が聞こえない
・何度接続しなおしても衛星放送みたいになって話にならない
・ペットが乱入…
などなど…。

近隣の工事やペットなど、予見できるけど回避がむつかしい事については、面接が始まったら早い段階で一言断りを入れておいたほうがよいでしょう。


さて、今回は転職の方向けのWEB面接の注意事項について簡単にまとめてみました。
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