就活におすすめのレディーススーツ色は?黒、紺、グレーの選び方と印象に与える影響

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みなさんこんにちは。この度新しくOPENしたスタジオ728渋谷店です!


インターンや本就活で必要になるリクルートスーツ。今から新しく揃えようと考えている人へ、今回はどんなスーツを選べばいいのか、そのポイントをお伝えしていきます。


スーツの色って何色がいいの?ネイビーはダメ?

シャツの襟って必ず留めておくもの?

やっぱりスカートじゃなくちゃだめ? 等々。


先行投資として購入するものなので、不安に思うことも多々あると思います。

そんな疑問を少しでも解消するためのお手伝いがこの記事でできれば幸いです。



さて、スーツ選びに限らず、就活の諸々に正解はあるのか?と問われれば、

答えとしてはおそらく「ありません。」が最適解です。


ただ、長く続いている事柄ですから、正解はなくともベストやベターはあるのが現状です。
なので、これを抑えておけば問題ない、という知識をお伝えしていくので、是非お役立てください。

スーツセレクトのすゝめ


さて、まずスーツを揃えよう、となったときに何から始めるのか。
既製品を買うのか、セミ・フルオーダーで揃えるのか。予算の問題もあると思いますが、どちらにするかのポイントとして一つ。

それは・・・スーツに着られないこと!

スーツを着るときは、身体に合ったものを選ぶ。これが鉄則です。
なので、既製品で身体に合ったものがあれば問題ないですし、どうしてもうまくフィットしない場合は部分部分でセミオーダーすることも必要かと思われます。

では、どこがどう収まれば「フィットしている」と言えるのかお話ししますね。

ジャケット

ZOOM面接などでも間違いなく目に入るジャケット。まずはここをしっかり押さえておきましょう。

ジャケットを買う際に気をつけるのは、主に3つ

1.肩幅

自分の肩幅とジャストフィットするサイズを選びましょう。
オーバーサイズのジャケットはファッションとしては可愛いのですが、面接の場ではだらしなく見える可能性がありますので注意です。

逆に小さすぎると動きが制限されてしまいますし、綺麗な姿勢を保つのが難しくなるかもしれません。


2.着丈

裾丈は長すぎても短すぎてもいい印象に繋がらないのが難点です。
ヒップの一番高いところ(ヒップトップ)にかかるくらいがベストです。

袖丈は手を下ろしたときに袖口からブラウスが見えないくらいに。
ただし手首より先が長すぎると、フィットしているとは言い難くなるので注意を。
手首から大体1センチくらいが綺麗に見えるかと思います。

3.胴回り

ジャケットは二つボタンが一般的です。
そのボタンを全て留めたとき、バストにシワがよらず。、少し余裕があるものを選びましょう。
また、ウエスト部分にシェイプがあるとシルエットが綺麗に見えます。やりすぎは注意ですが。

パンツ・スカート


やっぱりスカートの方がいいの?と迷う方も多いと思いますが、どちらでも大丈夫ですよ!
ただ、選ぶもので与える印象には少し差が出ます。

スカートの場合は落ち着いた印象を、パンツの場合は活発な印象を与えやすいので企業や志望業種に合わせて使い分けるのも◎

選び方で重要なのは、丈と形

1.丈感

パンツ丈は、パンプスのヒールに少しかかるくらいが目安です。
書きながら気づいたのですが、この場合、パンプスも一緒に選ぶか、先に揃えておくといいかもしれません。

スカートは、立ったときに膝が半分くらい隠れて、座った時に膝上5cm以内に収まるくらいが丁度いいです。

なかなかネットに記載されている採寸サイズだけでは揃えにくいと思いますので、どこで買うにしても試着することをお勧めします。

2.形

パンツはストレート。フレアやスキニーはカジュアルすぎるので避けた方が無難です。

スカートはタイトが同じ理由でお勧めです。

色と柄

皆さん一度は疑問に思われるだろう「スーツの色柄」。


色は黒でなければいけないのか?ネイビーやグレーではだめなのか?


実は、リクルートスーツを定義する色は存在しません。
しかし、一般的にかっちりとしたスーツで使われる色は「黒」・「濃紺」・「チャコールグレー」といった落ち着いた色味です。
ライトグレーや鮮やかな青など、明るい色はやめましょう。


そして、スーツの色はそれぞれ与えうる印象が違います。

どの色がどんな印象になるのかを少しまとめてみました。

黒 高級感 エレガント スタイリッシュ ストイック
  今の定番 冠婚葬祭

ネイビー 知的 真面目 誠実 華やか 
     新鮮さ 

チャコールグレー 落ち着き 大人っぽさ 安心感 
     暗めを選ぶと雨の日とかも安心 

↓メモ まとめます

定番はやはり、シックで落ち着いた印象を与えることができる、『黒』や『ネイビー』です。


黒いスーツは、きちんとしたイメージなので、フォーマルな場に向いています。重要な場面や、かしこまった場面に使えるので、1セット持っておくと便利です。

また、ネイビーは黒ほど重い印象にならないので、知的で落ち着いた大人の女性の雰囲気を演出したい人におすすめです。比較的フォーマルな場でも着まわしやすい色なので、黒だと重い印象になってしまう人はネイビーでもいいかも。


ただ、色味が明るくなりすぎないように注意です!濃紺、テカらない素材を選んでください!


あくまで目安ですが、スーツの色好みは業種に依るところが大きく、例えば金融や教育など
「堅い業種」は黒が好まれがちです。


逆に外資やアパレルなどは黒に偏らないところも。

ベンチャーのIT系などの服装にこだわらない社風のところも比較ゆるめ。

面接官などの年齢や役職によっても、きっちりかっちり基本を押さえるべきなのかは

違ってくるかと思います。



そして就活では「黒」が今一番無難な色です。

少し前は濃紺のスーツがリクルートとして一般的・・・というイメージだったのですが、今は黒が主流ですね。
ちなみに、チャコールグレーはみなさんが思っているより暗い色です。

チャコールグレーのスーツ

チャコールグレーのスーツ


何色を選んだら良いのか迷った場合は黒を選んでおきましょう。


そして柄。
何色を選んだとしても、スーツは無地がお勧めです。
一見、それとわからないシャドーストライプなどもありますが、他に無地スーツの人がたくさんいた場合や、面接官との距離が近いとわかりやすいです。

個性は大事ですが、企業側としては周りに合わせられないと捉えられ、不真面目な印象に繋がってしまう可能性もあるので、スーツで個性を出していく必要性はあまりないかと思います。

スーツと一緒に揃えるもの

ジャケットとパンツ・スカートを揃えただけではそのまま面接には臨めません。

では他に何が必要なのか・・・必須アイテムは主に4つです。


色味や形の問題があるので、スーツは上下セットか、バラバラだとしても同じお店で揃えるのがベターですが、それ以外のものは別でも問題はありません。
あくまでも自分の身体に合うもので選んでいきましょう。


1.ブラウス

出来れば一週間毎日違うものが着れるくらい枚数があるのがベストです。

最低でも2〜3枚は持っておきたいアイテム。
もし汚れたとき、洗う余裕がなくても着回しでカバーできれば余裕が出ますから。
意外とこの余裕がメンタルに響きます。


重要なのは、

首回りのサイズ

・肩幅がジャケットと同じく自分にフィットすること。

・袖が長すぎず、ジャケットから見えないこと。

・白無地であること。

・全てのボタンを留めたとしても、バスト周りに少し余裕があること。

抑えるべきポイントは大体ジャケットと一緒です。

ただ一つ、ブラウス特有の注意点として、首回りのサイズに注意してください。

あまりにここに余裕ができすぎると、一気に着られてる感が増すので気をつけましょう。
キツキツすぎると動く時も窮屈になりますし、必要以上に太って見えます。

ベストなサイズは、「シャツのボタンを全て留めた時に、シャツと首の間に指一本分の隙間ができるサイズ」です。

ブラウスに関して、レギュラーカラースキッパーカラーで迷う人が多いと思いますが、
これはどちらでも◎。
ただし、レギュラーカラーの場合はきちんと第一ボタンまで留めるのがベター。
スキッパーの場合、あくまで「第一ボタンに相当する部分にボタンがない」ものなので、
あまりに胸元が大きく露出するサイズは避けましょう。


女性で選ぶ方は少ないですが、ボタンダウンはカジュアルシャツに相当するので、就活時の着用はお勧めしません。


2.ベルト・ストッキング

スカートの場合は肌色に合ったてかりのないストッキングを。
20〜30デニールが綺麗に見えます。

パンツの場合は落ち着いた、太すぎない黒ベルトを着用しましょう。

ストッキングはシャツと同様、丁度いいものを見つけたら何足かストックしておきましょう。
シャツ以上に断線する可能性が高いので、一足常に持ち歩いておくと安心です。
大事な日に断線させがちな私、ストックストッキングに何度命を救われたことか・・・。

ベルトもあまり光沢の強くない革製品がお勧めです。


3.パンプス

リクルートスーツに合うのは、黒いレザーのパンプスです。
形はプレーンかストラップ。プレーン用の透明バンドなどもありますが、それを使うなら初めからストラップたいぷを選んでおいた方が綺麗に見えます。

ヒールは高くても5cm程度がお勧めです。ヒールが細いと移動の際に音が大きく響くことがあったり、不意に折れたりしやすいため、太めが静かで安定するのでお勧めです。

就活シーズンは沢山一緒に歩く相棒なので、靴擦れや疲れが最小限で済むように、しっかり試し履きすることをお勧めします。


4.バッグ

黒無地が最適です。装飾などの少ないシンプルな形のものを。
ショルダーでもリュックでも問題はありませんが、
A4サイズが入り、床においても倒れないような自立型のバッグがお勧めです。

撥水加工が付いているものであれば、少し汚れたり濡れても安心です。

(5.コート)

幻の5つめ。季節によって必須なので、必要に応じて揃えましょう。

春や秋の就活、インターンの際、肌寒い日には風邪を引かないようコートの準備を。
リクルートスーツに合わせるものとしては、ブラックかベージュのトレンチやステンカラーのコートがお勧めです。

派手すぎない色の、シンプルなものを選びましょう。

選ぶ時のプラスアルファ

形や色を気に入ったものが幾つかあった場合、何を決め手にするのか。
注目してほしいのは、それぞれの機能性です。

最近のスーツは、機能性に優れているものが多くあります。
特に助かる機能は、

・ウォッシャブル
 洗濯機で洗えると、連日の面接でも自宅での選択が可能になり、着回しがとても楽になります。

・ストレッチ
 沢山歩いたり、長時間着ていても疲れないストレッチ機能が付いていると、ストレスがかなり低減されます。

・抗菌防臭
 とても暑い夏でもこの機能があれば匂いを気にせず快適に過ごすことができます。
 この機能があるものは、速乾機能がついていることも多いので、汗をかいてもシミが気になりません。

まとめ

いかがでしょうか。

スーツ選び、とにかく定番を抑えたものは一着揃えておくことをお勧めしますので、
この記事で皆様のスーツ選びの一助になれば幸いです。

色柄はともかく、形とサイズはどんなスーツを選ぶとしても重要なポイントですから、ぜひお役立てくださいね。

他にも就活に役立つ記事がありますから、こちらも参考にどうぞ。

それではまた!